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スイフトスポーツ(ZC33S)にクスコ製オイルキャッチタンクをPCVバルブ配管側に取り付け

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け ZC33S カスタム

ZC33S クスコ製オイルキャッチタンク取付(PCV編)│取り付け編

それでは取り付けです。

今回はクスコ製の汎用品のオイルキャッチタンク取り付けです。

まずは取り付け場所を探っていきます。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け
取付条件
  • まず本体が周りに干渉せずに収まる
  • 配管がしやすい
  • 容量ゲージが見やすい
  • メンテ時に本体を外しやすい
  • 固定金具を目立たせない

オイルキャッチタンクを片手にエンジンルームをキョロキョロ。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

↑車種専用品はバッテリー横の空間に付けるようです。ここがベストなのは分かりますが、エアクリを交換した時に干渉しないようにバッテリーの+端子を90°回しています。(ブリッツ製エアクリの取説に従って)

「こんなところで組み合わせに問題がでるとは…」と思いつつ他の場所を模索。。。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

反対側にも隙間は空いていますが高さが入らずや固定が難しそうなどなど苦戦。

悩んだ挙げ句に結局落ち着いたのは

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

バッテリー+端子を戻して取り付け場所を確保!

エアクリにも干渉しなさそうなのでOK!!

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

はい!入るぅ~!

場所を確保したので次は固定方法を模索。。。

汎用品のオイルキャッチタンクなので専用の取付金具なんてのはありませんのでDIYしていきます。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

付属の金具が2つありますが今回は使いませんでした。

この金具だけで取り付いたら奇跡に近い気がしますが(汗)

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

まず1箇所見つけたのはこの赤丸部↑

これに金具通してナット固定かな。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

さすがに1箇所ではグラグラなのでもう1箇所。

確保したスペースの下にサービスホールを発見。M6のようです。OK!

とりあえず近所のホームセンターへ買い出し。

大体の構想はしていきましたが、2度手間はしたくないので一か八か色々購入。

買ってきたのはこちら↓

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

この中で使ったのは矢印の2本。

  1. L形:28×170×幅15
  2. L形:27×195×幅16

それなりに厚みがある方が断然良いです。が、加工は「2」は曲げ加工が必要なのでその辺も考慮して選んでください。

取付方法は考え方や固定場所で様々なので、あくまで参考ってことで。

まずは下側にあるサービスホールへ金具「1」を設置しますが、本体の取付金具と穴ピッチが合いませんので追加工。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

ステンレスは硬いので手強い…

穴あけとバリ取りができたら仮付け。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

こんな感じ。金具「2」の加工に入ります。

曲げ方はこんな感じにしました↓

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

本当はステンレス製が欲しかったのですが見つからず、こっちは鉄のメッキです。

加工しやすいので良いのですが錆びるので加工後に防錆スプレーで塗っておきました。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

この金具を上のネジ部にナット固定して上下の金具を抱き合わせて固定しようって考えです。上の金具も穴が合わないので1箇所穴開けしました。

長い金具があれば上下まとめて1本でできるかもしれませんが、まぁ無いのでこれでいきます。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

金具は手でも少しは曲がるので微調整しながら取り付けてみます。

当然ですがサポートの固定は1箇所だとお辞儀しちゃうので2箇所で固定。M6です。

それぞれのボルトを本締めして強度や干渉の確認。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

狙ってたようにいい感じに収まってます。金具もあまり目立たずごちゃごちゃ感もありません。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

上画像で分かりにくいですが、金具とサポートの固定はタンク本体から遠い方に付けないとタンクを外す時のボルトと干渉します。金具の幅もこれくらいがちょうど良いですね。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

油量ゲージも見やすいしメンテで取り外すときも邪魔が無いのでスムーズにできそうです。

スイフトスポーツ(ZC33S) CUSCO製オイルキャッチタンク取り付け

エアクリからの吸気の邪魔にもならないでしょう。

強度は強めに叩けば揺れますが、運転中の振動なんかでグラついて周りに干渉するってこともなさそうなので取り付けはこれで完成とします!

固定ができたので最後に配管編へ進みます。

コメント

  1. わさもんの肥後もっこす より:

    zc33s乗りで、PCVバルブからの取り方を探しまくって辿り着きました。
    誰よりも一番分かりやすく、とても参考になりました!
    自分も頑張って、記事見ながら取り付けたいと思います。

    • TAKA社長 TAKA社長 より:

      コメントありがとうございます!
      周りからも「有料級の記事を普通にブログで出すな~」なんて言われてます(笑)

      元々は備忘録も兼ねて書いてて、どうせなら困ってる方へシェアできたらと思ってます。
      なのでお役に立てて感謝されるのはとても嬉しいです。
      取り付け頑張ってください(^^)

  2. ファイナルエディション納車待ち より:

    凄く丁寧な説明でとても分かりやすいです。
    一つ質問なのですが、PCVバルブの改造は何故するのでしょうか?
    流れ方向を合わせていれば加工が必要無いように思うのですが、何か特別な理由があるのでしょうか?
    エンジン側PCVバルブ→φ9ホースでオイルキャッチタンク→φ9→φ12(φ13?)異形継手→インマニ

    上記では問題になるのでしょうか?

    • TAKA社長 TAKA社長 より:

      コメントありがとうございます。
      鋭い御指摘ですね(汗)
      エンジンからインマニまでの流れの中にオイルキャッチタンクが通り、その中にPCVバルブが入れば良いので御指摘の方法でも問題ないと思います。
      ただ、PCVバルブをオイルキャッチタンクを通ったあとに設置することでPCVバルブが少しでも汚れないようにしたかったためこのような配管としました。
      (説明不足ですみません…)
      御指摘の配管だと純正と同じ位置にPCVバルブが付くので基本的には問題ないと思います。

  3. まつ王 より:

    この手法の発案者の一人です
    ※PCV改造辺りからが僕の手法です
    PCVを、キャッチタンク後に取り付ける理由は、タンクとホース自体に過給をかけない事と
    インマニ容量が変わってしまう事を防ぐ目的です

    昔、ホンダB型エンジンでPCVキャッチタンクをやった時に、アイドリングへの落ち方が変わってしまったので、インマニ容量が理由かなと思ったからです

    ZC33Sですと、かなりの過給をかかりますので、PCV以降は純正として、信頼性を担保しています
    キャッチタンクのオイルゲージの部分とか、劣化すると二次エア吸う可能性もありますので…

    • TAKA社長 TAKA社長 より:

      まつ王さん
      コメントありがとうございます。
      発案者さんからコメントいただけるのは光栄です!
      自分も色々調べて試して皆さんに共有しておりアドバイス嬉しく思ってます。
      確かに純正に勝る安心はないですね。
      勉強になります!
      下手なコメント失礼しました汗

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