ネタ切れ気味で車いじりしたくてもやること無い…っというそこのあなた。(いや、自分か…)
とうとうこのカスタムをすることになるとは。
はい、それは「アーシング」です!
巷でもネットでも賛否あるこのカスタム。正直言って自分はどっちつかずの半信半疑の状態。。。
仕事上、電気的なことを多少理解しているからこそ難しく考えてしまうのでしょうか。
詳しくは色々な方が説明してるので深入りしませんが、理論上はボディーアースより低い抵抗のケーブルなどで戻してあげれば無駄がなくなるということですので、「無いよりマシ」とは思っています。(体感できるくらいの違いは期待してませんが…)
「これだけやったから何だか速くなったような…」というプラシーボ効果とエンジンルーム内に張り巡らせたケーブルでドレスアップして「ドヤ感」を出すことを目指します!!
ってことで施工していきます。
アーシング施工┃アーシングケーブル
さて今回購入したアーシングケーブルは、こちら。
何のこだわりもありませんので、そこそこ評価が良かったこちらのケーブルにしました。
エンジンルームは青色で統一しているので青ケーブル。
そして、それぞれの配線に合わせて長さを決めることができるようにノンカットタイプにしました。
内容物はこちら。
4mのケーブル(8sq)とターミナル、キャップ、端子、ボルト類になります。
詳細はこちら。
購入ページには載ってなかったので参考にしてください。
パッケージからして凄そう!
おすすめの配線位置はイラストの辺りだそうです。
読めば読むほどワクワクしてきます笑
内側には詳しく説明書きがあります。親切ですね。
今回は、この4mのケーブルを使い切り、できる限りのアーシングをしてみたいと思います。
アーシング施工┃電流センサーとは
では早速、アーシング施工に入りますが説明書にも記載がある「電流センサー」について少し触れたいと思います。
最近の車(ZC33Sもですが)にはバッテリーマイナス部に電流センサーが付いており、バッテリーへ戻る電流を監視して充電などの制御をしています。
電気関連では「CT」と言ってたりしますね。電流値を計測しているものです。
スズキ車の記載がないのが気に入りませんが…
要は、この電流センサーを通さずにバッテリーマイナス部に直接接続したりすると、その分の電流が電流センサーで算出されず故障の原因になってしまう場合があるということです。
現物で見ると上画像の赤矢印部が電流センサー。
赤丸部に電流センサーからの情報を取出しているコネクタがあります。
ですので、この電流センサーを通ったあとにアーシングケーブルを接続しなければいけません。
今まであまり気にしてなかったのですが、なんと自分の車に悪い接続のお手本がありました…
これは、TEINの車高調についているEDFC(自動で減衰力をコントロールしてくれるもの)の電源です。
車高調は、時間がなかったこともあり某ショップで取り付けてもらいましたが…知らなかったのか面倒だったのか分かりませんがこのようにバッテリーマイナスに直接接続したらダメってこと。
この配線は、アーシング時に一緒に手直しすることにします。
ってことで、まずは各所のアーシングをまとめて接続するターミナルを準備。
お話しましたとおり、電流センサーがありますので上画像の赤枠にバーを通してターミナルを作ります。
アーシングケーブルに付属されていたターミナルは厚みは良さそうですが、電流センサーにうまく入りません。この向きは加工しても難しそう。
ならばと、逆側なら良さそうです。が、ケーブルを接続する場所が足りません。
ってことで工作開始。
電気関係の仕事なのでこのような銅バーは転がってます。
ササッと加工して接続する箇所を作りましたが、おそらく皆さんは困ると思いますので事前に準備しておきましょう。
↓参考までに(多少の加工は必要になるかも)
接続部はボルトを外すのが面倒でサイズも違いますので、穴を広げて切り欠きを追加工。
あとは電流センサーの根本のボルトを緩めて挟み込めばターミナル設置の完成です。
アーシング施工┃アーシング施工箇所
ターミナルができましたので配線を接続していきます。
どうやらどこもかしこも繋いでいけば良いって訳でもないみたいなので、調べた限りの有名所?をケーブルが尽きるまで接続します。
アーシングについては賛否あり、今回はアーシングパッケージに記載に寄せてバッテリーマイナスに集中して接続していきます。
ちなみに今回購入したアーシングケーブルはノンカットタイプですので配線工具が必要になります。
ケーブル太さが8sqですのでまぁそれなりに太いです。
持ってない方は事前に準備しておきましょう。
ミッションケース
バッテリー横の下の方にある黄丸箇所。ミッションケースに設けられているサービスホールになります。
ネジが切られていますがボルトはありません。ボルトサイズ:M8。
接続しました。
ECU固定ボルト
ボンネットを開けて車に向かって右奥の場所にありますこのボルトに配線。
ボルトサイズ:M6
はい、OKです。
バルクヘッド
中央の奥にあるこのボルトに接続します。
ボルトサイズ:M6
ネジが長いのでディープソケットが必要かも。
こんな感じ。
どんどんいきましょう。
イグニッションコイル固定ボルト
イグニッションコイルの固定ボルトに接続します。
左から順に渡らせていき、最後にターミナルへ。
ボルトサイズ:M6
接続するためにはエアクリーナー廻りを外す必要があります。
外し方についてはこちらの記事を参考にしてください。
渡り配線は、横一直線になるように繋ぐ方もおられますが多少のゆとりを持たせるようにしました。
では次へ。
オルタネータ
オルタネータのボディーに接続したかったのですが、手が全く入りませんのでベルト調整のこのネジ部にフランジボルトで挟み込みます。
オルタネータへのアーシングは、ノイズが乗ることがあるらしく今回購入したアーシングケーブルのパッケージには接続しないように記載されています。…が接続しました。
ネジサイズ:M8
工具がなかなか入りませんが何とか接続。
その他
向かって左側にあるエンジンの純正アース部に接続。
ボルトサイズ:M6
バッテリー手前のこの箇所にも接続。
ボルトサイズ:M6
これでほぼ4mを使い切りました。
全体はこんな感じ。
青色が増えて賑やかになったのでこれだけでも暇つぶしとドレスアップで満足。
バッテリー側はこんな感じ。
拡大するとあまり綺麗とは言えませんね…
アーシング施工┃果たして効果は?
それなりに時間かけて配線したのですから効果を期待してしまうのは仕方ないです。
試運転後の感想としては「少しエンジンが軽くなった…のかな…」って感じです。
鈍感な自分にはプラシーボ効果のおかげで前向きに考えたいという気持ちがあるだけですので、正直言って体感できる効果は分かりませんね。
カッコよく配線できれば見た目も良いですし、何より少しの出費で半日弱は遊べたので別の意味ではやって良かったのではないかと思います。
ってことで、今回はアーシングでした。
↓アーシングと一緒にプラグ交換すると相乗効果で体感できるかも↓
↓スイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムまとめはこちらです↓
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