約7年間、お世話になったヴェルファイアハイブリッドから乗り換えたのは、スズキ スイフトスポーツ(ZC33S・後期)です。
純正カーナビは制限が多すぎてどうしても好きになれず、今回もオーディオレス車の選択。
社外カーナビは、家族の車や会社の車など全て付けたり外したりしている経験がありますが、プロではありませんので「DIY好き」の記録として残しておこうという感じで書いています。
温かい目で見てもらえたら幸いです。
それでは、作業の概要を説明していきます。
スイフトスポーツ(ZC33S) カーナビ取り付け手順┃インパネの分解
オーディオレス車は、だいたいこのようにカーナビ取り付け部にブラインドパネルが付いているかと思います。
今まで分解してきた車は、カーナビ廻りの黒い枠かその廻りのパネルを引っ張れば外れて、内部のネジが見えるのですが、スイフトスポーツ(ZC33S)は少し癖があります。
カーナビ上部から助手席へ走っている赤いカーボン調のパネルを外す必要があります。
初めて外すパネルは、結構固いです。
マイナスドライバーなどに布を巻いてこじっていくのもありですが、樹脂製の内張り外しを1本持っておくと便利で傷もつきにくいのでおすすめです。
エアコン吹き出し側は内張り外しが入りにくいので、助手席側の端の方から内部の爪を外していくようなイメージでこじっていきます。
一箇所外せたら案外スムーズに外せていけます。
はい、外せました。
パネルを外すと、エアコン吹き出し口の下に2箇所のビスがありますので外します。
固定されているビスはこの2箇所のみです。あとは爪で固定されているだけなので引っ張れば外せます。
カーナビ取り付け部のパネルの裏には、内部ケーブルコネクタが固定されていますので、引っ張り外す場合は少しずつゆっくり外していきましょう。
車両側の配線がブラインドパネルに固定されていますので、外したパネルの隙間からコネクタのロックを外します。
無事に外せました。
ブラインドパネルから外した配線コネクタはこちら。
外したパネルからカーナビ取り付け金具を外します。
金具を外すと、ブラインドパネルも一緒に外れます。
次に地デジのフィルムアンテナやGPSアンテナを設置する場合は、フロントガラス両サイドにあるピラーを外す必要があります。
まずは、ドアゴムを引き抜きピラーに掛かっている部分を外します。
あとは、ピラーを手前に引っ張れば外せます。
作業性を考えたら、運転席側下回りのパネルや助手席側のグローブボックスなども外しておくと配線の取り回し時に手が入りやすくなるので、必要により外してください。
スイフトスポーツ(ZC33S) カーナビ取り付け手順┃配線準備
インパネ関係が外せたら配線の準備をしていきます。
配線作業を行う場合は、必ずバッテリーのマイナスを外しておきましょう。
配線には常時電源(バッテリーから直接きている線)もありますので、作業時にその線がボディーに触れるとショートしたりする可能性がありますので非常に危険です。
インパネ外し時の傷防止の養生はしていませんでしたが、バッテリーマイナス外しは面倒でもさすがに実施しています。
純正カーナビの場合は、車両側のコネクタを直接差し込めば完了となる場合が多いのですが、社外品の場合はそうはいきません。
車両側のコネクタ配線を切ってギボシ加工していくのも方法の一つではありますが、できれば車両側の配線は加工したくありません。
そこで必要になってくるのは、車両側のコネクタからそれぞれの配線を取り出せる取付キットになります。
まずは車両側のコネクタにそれぞれ接続していきます。
今回、取り付けるカーナビは、前車から外しておいたアンドロイドカーナビです。
中国製の匂いプンプンの怪しさがあるのですが、車内にタブレット端末を取り付けたような便利さがあり、しかも10インチの大画面で一通りの動作も問題ないので気に入っています。
バックカメラには、これまた前車のフロントカメラから取り外したデータシステム製のマルチビューカメラを流用。
画質も悪くなく、ボタンで表示を様々変えることができるのでお好みの映像に設定可能です。
カメラ単体では取り付けができなかったので、ホームセンターでステンレス製のステーを買ってきていい感じに加工してカメラ取り付け位置の両側にある穴を使い固定しました。
カメラの電源は、バックランプの電源から取る方法が一般的なようですが、車両側の配線を傷つけたくなかったのでカーナビの裏まで配線を持っていきカーナビ配線のリバースを分岐して接続しました。
地デジのアンテナフィルムの取り付けに関しては、こちらを参考にしてください。
配線が完了したら、バッテリーのマイナスを接続し全ての動作確認を済ませてからカーナビを固定し、分解した逆の手順でインパネを取り付けていきます。
スイフトスポーツ(ZC33S) カーナビ取り付け手順┃取り付け完了
後半は、作業に集中しすぎて詳細の写真を撮れておらずすみません。
完成写真になります。
カーナビ本体は、コネクタ変換ケーブルに付属していた枠を使い、きれいに収まりました。
このアンドロイドカーナビは、通信にモバイルルーターをUSBで接続しています。カーナビがONになれば自動でONになり通信が始まります。
また、USB入力があと2つ空いているので、USBメモリを接続できるように充電と通信ができるスペアスイッチホールを利用したUSBポートを追加。
PCで編集した音楽や動画を再生するのに便利です。このあたりがアンドロイドカーナビの良いところでもあります。
これもトヨタ系用でしたが、スイスポでもピッタリハマりました。
スイフトスポーツ(ZC33S) カーナビ取り付け手順┃まとめ
社外品のカーナビに交換したい、新車購入したときに少しでも安く済ませたいと思っている方で、配線の経験が少しでもあればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
メーカや車種が違っても作業内容はほとんど変わりません。
自分好みのカーナビを付けて、付帯するアイテムをつけることで便利になり一層愛車に愛着が湧いてきます。
カーナビ取り付けと同時にETCの取り付けなども同時に行えば作業の効率も上がりますので、自分で取り付けすることもおすすめします。
他の記事も含めて参考にしてもらえれば嬉しいです。
↓Androidナビ載せ替えましたAndroid10搭載の最新型です↓
↓車内でWi-Fi使い放題!な快適環境でAndroidナビを使い倒す↓
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【更新】1年も経たずにまたもAndroidナビ載せ替え(汗)
交換後、嫁さんに自慢していると「私のライズにも付けたい~!」と言い出し、3台目の載せ替えをしました…。
ちょうど社用車のヴォクシーのナビが不調となり、交換したAndroidナビがヌルサクでしかも1DINサイズだったので物欲が抑えきれず、嫁さんが欲しいからという都合の良い理由で載せ替え。
ヴォクシーへの載せ替え記事ですが、後半にスイスポ載せ替えも載せてます。
丸2日間掛けて、ヴォクシー交換・スイスポ取り外し+取り付け・ライズ交換と付けたり外したりの週末を過ごしました。。。
参考までにご覧ください。
今のところ、このナビに落ち着いています!
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