ターボ車に乗っている方でカスタムしていくと「ブーストアップ」や「タービン交換」に興味が出てくるのでは?
スイフトスポーツ(ZC33S)乗りの自分もその中のひとりです。
今回は、ブーストアップなどで管理が大切になってくるブースト圧を計測できるターボ計(ブースト計)を取り付けていきたいと思います。
購入したのは、日本精機ブランドのDefi(デフィ)製「Racer Gauge N2」φ60の「DF16601」。
それでは、早速開封から紹介していきます!
商品開封
繰り返しになりますが、今回購入したのは日本精機ブランドのefi(デフィ)製「Racer Gauge N2」φ60の「DF16601」になります。
外箱からレーシーな雰囲気が出てます!
安い海外製の製品もたくさん出回っているブースト計ですが、誤差や精度、耐久性を考えて日本メーカーの追加メーターで有名なDefi(デフィ)にしました。
壊れた!→取外し→再取り付け…なんてことしたくないですからね。少々高くても安心・確実な製品を選ぶのが正解かと思います。
外箱から取り出すとこのような感じ。
早速ブースト計がはめ込まれてます。
購入したのは、ブルーです。他にレッドもあります。スイフトスポーツのメーターは赤色で統一されているのでレッドの選択もありましたが、存在感を出すためあえてのブルーです笑
ブースト計の裏側に付属品が入っています。
付属品は画像の通り。
圧力センサーと電源取出しのケーブルと配管用のホース。
ホース分岐の三叉アダプタと固定スタンド、取説です。
画像右側が電源取出し用のケーブル。
左側は、圧力センサーからのケーブルと接続しブースト計に接続するためのケーブルです。
右側は、圧力センサーで先ほどのブースト計へ接続させるためのケーブルへ繋がります。
左側は、車両側から分岐させた配管をセンサーへ接続するためのホース。
配管を分岐させる三叉アダプタとスタンドです。
次は、本体を見ていきます。
ブースト計本体です。もうカッコいい!
やはり作りもしっかりしています。表示がうっすらとしか見えないのは、常にLEDで点灯して表示されるためです。
側面。
黒いカバーは単体で付属のスタンドで設置するためのものですが、別記事にもしていますピラーカバーメーターフードを使うので今回は使いません。
単体でダッシュボードなどに設置するならこのようになります。
裏面。
カバーはコネクタ接続部のみ開いてます。外から見たときに少々目立つかも…
カバーを外してみました。
裏面までキレイです。見えないところまでしっかりしているのが日本メーカーって感じ。
先ほどのケーブルはこのコネクタに接続されます。
それでは、配管・配線などに掛かります。
配管施工
まずは配管からやっていきます。
ボンネットを開けて、左奥にあるオレンジ色が目立つ配管を探します。
画像は、ゴムホースが白いクリップから外れて奥のホースクリップもズラしています。作業に入って「あっ、写真!」って感じで撮影してしまいました(汗)
ブースト計のセンサーへ配管するために分岐させるのは、このオレンジ色の奥にある短いホースです。
ホースクリップをプライヤーなどでつまみズラして引き抜きます。
画像では「はい、外しました!」って感じですが、これがなかなか外れません…
まだ1年も経っていない状態ですが、大変でしたので年数が経っていたら結構大変かも。
少しクルクルとホースを回して動かし、マイナスドライバーで優しくこねて外しました。
次に本来なら付属のホースを使って分岐するのですが、せっかくなので別途購入したシリコンホースを使って配管していきます。
ホースの根本は結束バンドで止める方もいるようですが、抜けるのも嫌なのでホースクリップも一緒に購入。
シリコンホースが外径8mmなのでφ8用です。
分岐するホースが短かく、エンジンルームの奥で作業性も悪いので事前にこのように作り込んでおきました。
手で持っているホースは、センサーをどこに設置するか考える必要があるので、長いままで。
分岐箇所はこんな感じで落ち着きました。
次にセンサー部を固定する場所を探していきます。
センサー部は、上面に固定用の穴が1箇所開いており、ホースの差込口は裏側にあります。
スイフトスポーツだけかもしれませんが、これを取り付ける場所がなかなか見つかりませんでした…
センサー部をボルトで固定できそうなところ見つけられず、画像のようにケーブルに結束バンドで固定。
とりあえずこれでしばらく様子見ですね。
クスコ製のタワーバーを付けているボルトは良さそうな場所にあるのですが、樹脂なので破損が怖く断念しました。。
ホースの配管は以上になります。
続いて、配線に入ります。
配線施工
ホースの配管が完了しましたので、今度はケーブルの配線をしていきます。
圧力センサーからブースト計までの配線
続きまして、配線を進めます。
水色の小さなコネクタがある配線は、圧力センサーへ繋がるケーブル。
エンジンルームから車内へ引き込む必要があります。
配線通しなどを車内からエンジンルームへ通し、ケーブルを車内へ引き込みます。
運転席側、アクセルペダル右上付近にリアワイパーのウォッシャー用のホースがありますので内張りを外していきます。
画像中央付近の奥にウォッシャー液のホースがあります。
指で指しているところ。
透明のホースが見えます。根本にはゴムのグロメットでボディーに固定されていますので、引き抜いて外してしまいます。
引き抜いた穴から配線通しを挿入し、エンジンルーム側へ送ります。
先端が出てきました。
引き込むケーブルをビニールテープなどで固定します。
こんな感じ。
配線通しの先端にケーブルを引っ掛けるようなワイヤーがあったりしますが、線が細いし通していくときに引っかかる場合もあるので、こちらの方法が安全かと。
あとは、そーっと優しく引き込んでいき無事に貫通成功!
ブースト計を設置する場所まで配線していきます。
センサー側(上)とメーター側(下)のコネクタを接続。
接続したケーブルは長いので、エンジンルーム内の邪魔にならない場所で丸めておきました。
電源関係の取り出し
続いてブースト計の電源関係の取り出しをしていきます。
もう何度外したか分からないナビの裏から取り出します。
ナビの取り外しに関して分からない方は、こちらの記事を参考にしてください。
取り出しが必要なものは
- +B:メイン電源
- IG:イグニッション電源
- 白:イルミネーション
- 黒:ボディーアース
となります。
当然ですが、バッテリーのマイナスは外しておきましょう。
特にメイン電源を触るので、アースへ触れたら「バチッ!!」ですので。
ちなみに車両に接続する側は、何の端末処理もしてません。
しかも、絶妙に短い…
設置する場所にもよると思いますが、あと50cmでも長ければ延長しなくても済むのに(泣)
ため息つきながら4本とも延長。
あれやらこれやら機器を追加してると、定番のように必要になってくる配線は分かってきます。
ACC、イグニッションは、取り出しやすいようにグローブボックス裏にまとめており、アースは画像右上の金属部に長めのボルトを通して接続。
グローブボックス裏は、それなりにスペースがあるので取り出しやすい様にまとめて準備しておくと便利なのでオススメ。
イルミネーション電源は準備してなかったので、ナビ裏の配線から分岐のギボシを作って取り出しましいた。
配線が取り出せたら、仮でブースト計と接続して正常に動作するか確認しておきましょう。
設置まで完了して電源が入らない…なんてことがあると結構凹みます。。。
ってことで、初始動が動作確認の仮配線だと感動は薄れますが、コネクタに挿して確認します。
OK!!
ちゃんと動いています。これでとりあえず一安心。
配線の仕上げを進めます。
今回、ブースト計を取り付けるのは、モンスタスポーツ製のピラーメーターフード。
メーターフードの詳しい取り付け方法は、こちらの記事にまとめました。
エンジンルームからのケーブルと電源関係のケーブルをメーターフード裏から出しておきます。
ブースト計裏のコネクタへ差し込み、メーターフードに設置。
こんな感じで設置完了になります。
取付完了!
取付作業は、約3時間弱。
無事に完了しました。
ピラーメーターフードとも合っています。
ブースト計の下にあるのはTEINのEDFCですが、いい感じに干渉もせずに取り付きました!
夜間はこんな感じです。
ブースト計をブルーにしたのは、周りの機器と合わせたかったのもあり正解でした。
ってことで、今回取り付けたのは、Defi(デフィ)ターボ計(ブースト計)【Racer Gauge N2】でした!
↓随時更新しているスイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムまとめはこちらです↓
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