スイフトスポーツは、走りを追求した楽しい車で気に入っています。
ただサーキットなどを走らない自分にとっては、快適なドライブに欠かせないのは「音楽」。
残念ながらスイスポは、全くスピーカーに力を入れていません(当たり前ですが…)
「ならば改善するのみ!」ということで、車内の音響改善に取り掛かりました。
今回は、純正スピーカーを社外スピーカーへ交換していきます。
スイフトスポーツのフロントスピーカー TS-C1730S交換┃開封
購入したのは、カロッツェリア TC-C1730Sです。
フロントスピーカーは、トゥイーターが別にあるので両方交換したい場合はこちらになります。
いやいや、トゥイーターは別に交換しなくていいや~って方は、末尾に「S」が付いていないTS-C1730となります。
でもどうせなら、トゥイーターも交換した方がシンバルなどの高音がシャンシャン聴こえていい感じになりますのでおすすめです。
ちなみに、トゥイーターなしのTS-C1730はリア用に購入してますので別記事にてご紹介します。
内容物です。まずはスピーカーたち。
トゥイーターは、ただのマットではなくなんか柄が入っています。好みが分かれるところかも。。。
今回トゥイーターは、純正位置に取付ける予定で分解してしまうので、見た目は全く関係ありません。
こちらは、ネットワークと呼ばれるものです。車からのスピーカー配線をこのネットワークに入力して出た先をスピーカー(ウーファー)とトゥイーターに接続します。
スイフトスポーツのフロントスピーカー TS-C1730S交換┃インナーバッフル
社外スピーカーは、純正と交換すれば良いだけですがそのままだと取付穴が合わず付けることができません。
そこで必要になるのが、インナーバッフルです。
※更新
UD-K616は廃盤になってました。
現行は「UD-K626」のようです↓
こちらも良いものをと思い、奮発しました。通常は木製だったりしますが、スピーカーからの振動を抑えるメタル系のやつにしました。
こんなこと書かれていたら「せっかくならこっちに…」ってなりますよね(汗)
「いやいや、インナーバッフルにここまでの金額出せるかい!」って方はこちら。一般的なやつです。
自分も付け比べた訳でもないので、正直違いが分かりません…。予算とこだわりで選びましょう。
インナーバッフルは、車のメーカごとに違います。
本記事で紹介しているのは、スズキや日産など用なのでご注意ください。
さすがにメタル製だけあって、ズッシリしています。
制振性能も期待できそうです。
スイフトスポーツのフロントスピーカー TS-C1730S交換┃スピーカー交換作業
早速、交換作業に入っていきます。
多少の配線作業などもありますが、基本的に取説を見ながらやれば問題ありません。
ドア内側のパネルを外す
一気に外した画像ですみません。
ドアパネルの外し方については、こちらの記事を参考にしてください。
ちなみに、スピーカーの性能を最大限に発揮させるためには、この記事のようにデッドニングがおすすめです。スピーカー交換より低予算でできますので、まずはデッドニングして物足らないならスピーカー交換ってのもアリかもしれません。
純正スピーカーを外す
これが純正スピーカーです。スイスポの場合、周りに3箇所ネジで固定されていますので外していきます。
スピーカーを外すと、ケーブルが接続されていますので爪を押して引き抜きます。
スピーカーが固定されていた緑の部品3個を外します。裏側に爪で引っ掛かってるだけなので爪を押して引き抜きます。
余談ですが、作業日の前日は雨でしたがドアの内側がしっかりと濡れてます…。こんなものらしいですが不安を感じてしまいますね(汗)
純正との比較です。
磁石部分の大きさの差に社外スピーカーに感動する反面、純正スピーカーの頼りなさに愕然としてしまいます。。。
スピーカーの配線をする
次にスピーカーの配線をしていきます。
TS-C1730Sに付属している変換コネクタを純正スピーカーに接続されていたコネクタと接続します。
これが変換コネクタ。
スズキ車は、上部にポチッと出ている部分は切り離して使います。
変換コネクタを付けて、付属の配線コネクタを順に付けていきます。
こんな感じ。この配線の先にネットワークが繋がります。
コネクタは、ドアの内側に収納しますので中で暴れてコンコン音が鳴らないように付属の薄いスポンジシートで覆ってあげます。
取り出したケーブルは、ネットワークの「AMPLIFIER」側のケーブルと接続し、出た先の「WOOFER」側にスピーカーを接続します。
スピーカーを取付ける
スピーカー側は、2箇所接続端子が出ています。わざと大きさを変えて間違わないようにされていますので安心してください。
画像にもありますが、スピーカー裏面の周りには付属のスポンジをぐるっと一周貼り付けておいてください。
インナーバッフルを付けたあと、スピーカーを取り付けます。
インナーバッフルには、側面に1箇所配線を通せる切り欠きがあります。
その切り欠きを使って配線を外へ出します。
ネットワークは、ドア内側に固定が必要です。付属の両面テープでドア内側に固定します。
ちなみにネットワークは、上の画像の位置ではドアパネルに干渉してダメでした。
ドアパネルを何度か付け外しして、ようやくこの位置に落ち着きました。(デッドニング済みの画像ですみません)
以上でスピーカー側は完了です。
スイフトスポーツのフロントスピーカー TS-C1730S交換┃トゥイーター交換作業
続きまして、トゥイーターの交換になります。
まずは純正のトゥイーターを外していきます。
純正トゥイーターを外す
トゥイーターが付いているパネルを外して、接続されているコネクタを引き抜きます。
トゥイーターは、ネジ2箇所で固定されています。
これが純正のトゥイーターです。可愛い…おもちゃみたい(汗)
蚊がなく程度の音しか出ないはずです。
トゥイーターを分解する
今回は純正位置に埋め込むのでトゥイーターを分解していきます。
本体を反時計回りに回せばスピーカー部分が外れます。
今度は、スピーカー本体をつまんで外側のカバーを回せばカバーが外れます。
付属のカバーを取り付けます。
付属の円状のクッションを先端に貼り付けます。
付属の固定サポートの両端をカットします。(スズキ車の場合)
あとはパネルに固定して取り付け完了です。
スイスポの場合、取付座が純正のままだと高すぎてパネルとスポンジの間に隙間ができたので、取付座の方をカットしました。
プラスチックなので、ニッパーなどで簡単にカットできます。
あとは、分解した逆手順でパネルなどを戻せば完了です。お疲れ様でした。
パネルを戻す前に、しっかりと音が出ているか確認してから戻しましょう。戻し終わって「音がでないっ!!」となると結構堪えますので。
スイフトスポーツのフロントスピーカー交換┃TS-C1730S 感想
やはり大きな磁石が付いているだけあって、大音量にも耐える余裕がある感じです。
中音域がしっかり出て、トゥイーターが高音をカバーしているのが良く分かります。
好みにもよりますが、もう少し低音が響けば良いかなとも思いますが、そこはサブウーファーの仕事かもしれません。
当たり前ですが、純正スピーカーとは比べ物にならない音響を手に入れることができました!
↓今回交換したスピーカー↓
↓インナーバッフルはこちら↓
↓スピーカー性能向上、静音対策にはデッドニングがおすすめ↓
↓スイスポのカスタムまとめ↓
コメント
大変参考になる記事ありがとうございます。
同じ作業をやっていて、純正ツイーターと繋がっていた配線をどうすればよいのか分からないのですが、どうされましたか?
コメントありがとうございます。
画像も残ってなくうっすらした記憶ですが、おそらく絶縁して丸めてどこかに固定してるかと思います。