DIYでオイル交換│暖機運転・ジャッキアップ
では作業に入ります。
まずはエンジンオイルを温めて抜きやすくするために暖機運転。
いつもは5分程度していますが、外気温にもよるのであくまでも目安として。あまり運転しすぎるとオイルが熱すぎてヤケドするので注意。
続いてジャッキアップ。

現在愛用しているのはこのガレージジャッキ。3t用です。
購入したのは現在販売されてなかったので類似品載せておきます↓
車載用のパンタジャッキでも上がりますが気の遠くなるような作業になるので買っておいたほうが断然良いです。(何よりパンタジャッキは緊急用なので常用するのは危険なのでおすすめできません)
ではこのガレージジャッキで上げましょう~って言っても残念ながらジャッキが入りません・・・

なので一旦スロープで一段上げます。
両サイドから片方ずつジャッキアップする場合はスロープの差し込む方向に注意。前進して乗り上げるのではなく反対でバックして乗り上げる方向だとスロープが邪魔しないでサイドからジャッキアップできるので。
スイフトスポーツの場合(というかベタベタに車高落としているせいなのですが)はこのスロープでも高さが足らないので更にサイドから小さい油圧ジャッキを入れないといけないのでもう一苦労あります。。

余談はさておき、スロープで上げたのでジャッキが入りました。

ジャッキアップポイントは取説参照。
FF車と4WD車と違うのでしっかり確認しましょう。
今回はFF車なので①ですね。

しっかりポイントを狙って…

少しずつ 少しずつ慎重に上げていきます。

車の下に入り込める高さができたらジャッキスタンドを置いてゆっくり載せていきます。
くれぐれもジャッキで上げたままで作業をしないように!!
これだけはお願いします。
続いてリア。

こちらも①。

ピンボケすみません(汗)
黄枠の中央にジャッキを当てます。(ジャッキアップ画像撮り忘れ…)

これで水平に車体が上がりました。
これでジャッキアップはOK。
DIYでオイル交換│オイル抜き
オイル抜き作業に入ります。
まずはオイルドレンとオイルフィルターへアクセスする場所を開けます。

エンジン真下、運転席側に上画像のカバーがあります。
そこに3箇所(多分)ビスがあるので外してカバーを取ります。

するとオイルドレンとオイルフィルターが仲良く並んでいるのが見えます。
順序は先でも良いですが次に廃油処理箱(ポイパック)の準備。

先程の紙袋にはこれが入ってます ↑

袋を開けて廃油受けをスタンバイ。
ポイパックは周りの紙袋にビニール袋を入れて使うように説明がありますが、画像のようなプラケースがあるとしっかりしているのでおすすめ。(最後に道具の収納箱にもなるし)
ではオイルを抜いていきます。

ドレンプラグは14mmのメガネレンチで外せます。少し角度があるレンチが使いやすい。
グーッと緩めてもなかなか緩まないので緩む方向に手で「コンコン」と叩くと緩みやすいです。

あとはドレンプラグを少しずつ手で緩めていって外れそうになる瞬間に一気に取る!とそこまでオイルは掛かりませんが少し慣れはいるかな。
あとは抜けるまでしばらく放置。
とりあえずオイル抜きはこれで完了。
オイルフィルターを交換しない場合は再度ドレンプラグを閉めてオイル入れたら完了ですが今回はオイルフィルターも交換なので続きます。
DIYでオイル交換│オイルフィルター交換
続いてオイルフィルターの交換。
タンクのオイルフィルターは少々面倒で、スイフトスポーツのようにオイルフィルター一体をまるごと交換ではなく、中の濾紙だけを交換するタイプ。
お陰でフィルター代はお安く済みますがちょこっと面倒。説明します。

手順としてはまず赤矢印の蓋的な部分を外して、そこに専用のアダプターをねじ込むとフィルター本体の内部に入っているオイルがある程度抜ける仕組み。そして黄矢印の本体を外すって流れ。
だけどアダプターを買い忘れたので今回は一気に黄矢印ごと外します(汗) →アダプター買ったので使っていきますよ。

赤矢印の蓋は9.5mmのエクステンションバーで外せます。(この作業時には持ってなかったので別途購入しました…)

まずは蓋の部分を外します。

多少はオイルが漏れます。




ここでオイルフィルタードレンボルトの出番。
変な形状なのでいろんな角度から撮影。

一旦、軽く付けてみます。

少しずつ締め込んでいくと中のオイルが出てきます。意外と手で回せます。
多分、ネジ側の突起がフィルター内部の弁を押し上げてオイルが抜けるのかと。

フィルター本体を外すにはオイルフィルターレンチが必要なので準備ください。
スイフトスポーツと同じφ65だったのでラッキー。

こんな感じで準備。そして緩めたら手で慎重に回して~

ドレンボルトでオイルを抜いたけどまだ入ってますね(汗)

どっちにしてもオイルまみれは確定ですな。
この辺の汚れ作業は仕事でも慣れてるので気にならないからOK。

ちなみに上画像がドレンボルト使わず一気に外した場合 ↑ っていっても静止画では分からないか…
感覚ですが一気に外した方が2倍くらいオイルが出てくるイメージ。出るか出ないかなら出ない方が良いけど、どっちも出るなら一気に外すかな。。
ゴム手袋付けてたら外して次の作業が捗ります。

取り外したオイルフィルター。

中の濾紙はポロッと外れます。

結構汚れている感じ。

濾紙はポイパックに入れて一緒に廃棄。

あっ、言い忘れてましたがパーツクリーナーは必須。
1~2本は準備しておきましょう。
パーツクリーナーでしっかりと内部を掃除。

順序がおかしくなりましたが、中央の蓋を外します。バイスでフィルター本体を固定して外しました。
それにしても汚い・・・シュシューっと掃除、掃除。

まずまずきれいになりました。
専用のアダプターはココにねじ込み中央のポッチを押し込むことで内部のオイルを抜く仕組みになっているようですね。次回は購入しておこう。。

新品のオイルフィルターの中身。
フィルターとOリング、取説が入っています。

フィルター。きれいな黄色。

Oリングは大小2種類。まずはこのOリングを交換していきます。

付属のOリングの小さい方はこちらと交換↑
赤矢印に切れ込みがあるのでそこから外します(手で取れます)

大きい方はこの部分に切れ込みがあるので同様に外して交換。

新品のフィルターを取り付けます。
方向は無いみたい。どっちでもOK。

蓋を取り付けて軽く閉めます。
ここで注意。交換したOリングは締め込みをスムーズにするために新しいオイルを薄く塗っておきましょう。

蓋もフィルター本体もトルクレンチで閉めます。
愛用しているトルクレンチ。6年以上使ってます。

蓋のトルクは12.5N・m。
そしたらフィルター本体を戻していきます。

パーツクリーナーできれいにしてOリングにオイル塗って取り付けます。

フィルター本体の締め付けは25N・m。
これでオイルフィルターの交換は完了です。
次にオイルドレンに「エコオイルチェンジャー」を取り付けていきます。
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