休日の過ごし方で車いじりの記事を多数書いていますが、その傍らでゲームをするのも最近ハマっており、中でもNintendo Switchのマリオカートがお気に入りです。
ハマっていけばコントローラーにもこだわりたくなるもので、本体付属のJoy-Conでは物足らず自分用のコントローラーを探していました。
そんなときドン・キホーテで見かけた格安コントローラーを思わず購入したお話です。
昨年からドン・キホーテで販売が始まったとの記事は知っていたので気にはなりながら「それにしても安いなぁ~」とダメ元なのは承知で購入。これが戦略でもあるのでしょう。
それがこちら
初めてのコントローラーに戸惑いながらも使い慣れると、手放せなくなるものですね(笑)
Amazonなどではさらに安い互換コントローラーは多数販売されていて「これドンキのと同じじゃね?」的なものが売ってます。
ボタンやボディー色変えてオリジナルのロゴ入れて~。中身はほぼ同じってことかもしれません。
まぁ、世の中そんなものです。
ドン・キホーテで販売されているのは「FUGU INNOVATIONS JAPAN」という会社から販売されていているもののようで型式は「FG-SWCONT01-BK」というブラックの製品です。
公式サイトもあり、日本に本社がある会社みたいなので最低限の安心感はありますね。
結果から言うと、わずか3ヶ月弱でお亡くなりになったのですがある意味良い勉強をさせてもらったので記事にしようかなって感じで書いています汗
ドンキのSwitchコントローラー評価┃突然の充電不良で原因追求
いつものように快適にドリフトを決めながらレースしていると(ゲーム内ですが…)、「バッテリーが不足しています」の警告が。
このコントローラー最長でも10時間程度しかバッテリーが持ちませんのでそれなりに充電頻度は多いです。休憩がてら充電ケーブルを接続すると充電ランプが付きません。
「はて?」と思いながらもケーブル変えて充電器変えてもダメ。しかも電源すら入りません。
明らかに電源故障です。
「安物だからこんなものか~」と思いながらも急な事態で気になったのでせめて原因だけでも調べようと分解開始!
ネジを外して開けてみる
開け方は非常に簡単です。
裏面にあるビス7本のビスを外すだけ。しかも普通のプラスネジ。
木ネジタイプで最後にはネジがバカになるやつです。
ネジを外して軽くこねるとパカッと開きます。
めっちゃ外しやすい。これで良いのか?って不安になるくらい簡単。
こんなもの分解する機会も少ないので楽しくなってきました(笑)
素人ながらに中身を見て「へぇ~」「ふ~ん」とか言いながら観察してます。
グリップ部両側にモーターが付いてて重りとなるプレートが左右枚数が違います。これで異なる振動を出してるのですね。(コレくらいしか分かりません…)
バッテリーを調べる
中央部にある四角いものがバッテリーです。
おそらくコイツかその周辺が原因と推測して調べていきます。
とりあえずショートとかしても怖いのでバッテリーを外します。
リチウムポリマーバッテリーってやつのようです。
型式が603040。これ大体のサイズっぽいです。(厚み+縦+幅:6mm×30mm×40mm)
電圧3.7Vで600mAh。なので2.22Wh。
バッテリーの端子部には小さな基板が付いていてそこからケーブルが出ています。
調べた感じではこの基板で電流や電圧、温度を監視して異常があれば遮断する保護がされてるみたいです。電圧が高すぎても低すぎてもこのリチウムポリマーバッテリーは寿命に影響するらしく、最適な状態を管理してくれてるみたい。
基板の上に2枚の銀シートがあるのがバッテリーからの出力部です。
それが基板に繋がり基板からケーブルが出ているって感じです。
構造が分かったところで、早速電圧を測ってみます。
登場したテスターは前回紹介しましたスマホみたいなテスター!早速こんなところで役に立つとは。
っと、計測も上画像の通りケーブルからの電圧は完全にゼロ。多少の電圧も出てません。
バッテリー劣化などであれば若干でも電圧ありそうな気もしますが、おそらく保護基板が何かしらのトラブルを検知して遮断している気がします。
そりゃ電源すら入らないわけです。
そこでバッテリーと基板の間のプレートで計測。約2.9Vありました。
やはりバッテリー自体は電圧低いが生きています。
勝手な推測ですが、ゲーム中に充電不足警告が出た時点でバッテリー電圧が基準より低くなりすぎたので保護基板側で電源を遮断してしまったのではないかと(あくまで素人の推測です)
色々なサイトを調べても「保護回路で遮断される」的な情報あれど、復旧方法が分かりません。
この基板だけ交換したら直るのか?でもどこ探してもこれだけで売ってない…
ってことで、仕方なくバッテリーごと交換することに。
似たサイズのバッテリーを購入
購入したのはこちら。
もともと付いていたバッテリーは「603040」ですが、どこ探しても安価で売っていなくて結局Amazonで似た大きさを購入。若干大きいサイズで電圧は同じですが900mAhと大きいです。
素人感覚ですが、電圧が同じであれば容量は充放電の時間に差が出るだけかと思っての選択です。
上画像の上が今回購入したバッテリーです。確かに10mm弱長いです。
同じサイズもAmazonで売っていましたが3000円近くするものばかり。3000円のコントローラーに同額を払うバカチンはいません(汗)
コレが正解か、原因がこれかすらも分かりませんが1000円弱の出費です。
端子も同じっぽいのでそのまま接続できそうです。
ドンキのSwitchコントローラー評価┃バッテリー交換するも失敗
早速、購入したバッテリーのケーブルから電圧測定。公称値3.7Vに対し3.8V。
おそらく正常範囲です。やっぱりこれが正常値なのです。
さすがに0Vはありえない。ここまでは予想とおり。
ってことは、このバッテリーに交換したら動くはず。
はい!きた~!!
電源入りました。
「1000円掛かったけど直っっちゃったもんね~」とうかれつつケースを戻し1レース楽しんでいる最中に異変を感じました。
「ん?コントローラーが異常に熱くね?」
交換する前には感じたことないくらいにバッテリー付近が熱いのです…
すぐに脳裏によぎったこのパターン。
リチウムポリマーバッテリー=発熱→爆発→火災…(汗)
実際にこのような事象あるのは知っていたので慌てて再分解!!そしてバッテリーケーブルを引っこ抜く。「ふぅ~」って失敗じゃん。。。
ってことで、成功のようで結局は失敗に終わりました。
何が原因だったのかは素人には分かりません。
そもそものメイン基板がダメだったのか。接続して電源入れている最中の電圧なんかは測ってないので分かりませんが他にも原因あるのは間違いなさそうです。
これ以上、ビビリには調べる勇気はありません。たかだか3000円でまだローンが終わっていない家を焼きたくもありませんし。
ドンキのSwitchコントローラー評価┃やっぱり純正が最高!
ということで、ある意味予想通りの結末を迎えたわけですが誰でも分かる教訓を。
「安いものは安いなりなの」
ってこと。
ということで、しっかりと時間とお金を使って冷や汗までかいた良い勉強をさせてもらったので、しっかりと純正品を買いました。
購入時は良かったですが、今でも品不足らしく(世界的に材料不足?)価格が安定してません。購入時はご注意を。
定価で言えば純正品が約2倍弱しますが、もれなく安心・安全・快適が付いてきます。
純正品なら「本体アップデート後に動かない!!」なんて心配もありません。
社外品を反対はしません。「頻度が少ない」とか「予備として」とかで購入するなら社外品も選択肢としてアリかもしれませんが、「とことんやるぞー!」とかいう力を入れたい方は是非とも純正品を購入しましょう!!
使い心地やリアルな振動も段違いですしやはりオススメです。
↓こちらのバッテリー交換作業は成功したので見てください!!↓
コメント