スイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムをコツコツと続けてきてましたが、他のやりたいことが重なってしまい結構時間空いちゃいました…ネタ切れ気味ではありますが(汗)
今回はちょっと前から気になってはいたものの手を出していなかったパーツ「スロコン」を取り付け。
取り付けと言っても簡単で、カプラーをカチャカチャ付けるだけでOK。まぁ設置場所を考えたりケーブルを結束したりはあるのでカチャカチャでは終わりませんが、この記事見て同じようにするなら30分も掛からないかもしれないですね。
で、スロコン自体の評価って案外賛否あるみたいで「付ける意味ない」っていう方もいるのも事実。でも付けた方の中には「別の車のように変身した~!」だの「車体が軽くなった感じぃ!」みたいな超高評価の意見も。
そして肝心の取り付けてから数日乗ってみての感想は…
ズバリ「面白い!!」
まじめに言ってるんですよ。まぁ「速くなった」とか「レスポンスが良くなった」とか言えよなんて聞こえてきそうですが「あーね。面白いやん!」ってのが率直な感想かな。
値段も手頃なんで興味あるなら付けてみても良いかもですね。
スロコンの効果│そもそもスロコンって何?
おそらくこの記事にも「スロコン ○○」みたいな感じでたどり着いた訳なので、スロコンが何なのかは分かってると思うのでザックリとだけ説明。
スロコンとはスロットルコントローラーの略ですね。
昔の車はアクセルからワイヤーでスロットルへ繋がっていてエンジンへ入る空気量を機械的に動かしてました。でも最近の車のアクセルはワイヤーではなくただのスイッチ(スイッチではないのですが)でECUに信号を送り、ECUからスロットルの開閉具合を制御してエンジン出力を調整されている「電子スロットル」を採用してる。
電子スロットルになったおかげで機械的な部品点数を減らせてコスト削減ができ、コンピュータで制御できるので最良のスロットル開度でエンジンを回せるので燃費の向上にも貢献している。
アクセルとブレーキを踏み間違えてもコンビニに突っ込まないってのも電子スロットルでないとできない安全機能。
普段から安全・低燃費で乗っているだけなら良いことしかなく感じますが、コンピュータに制御されている以上は「自分好みのアクセルフィーリングでない」とか「出だしがかったるい」なんかの不満もでてしまうのも事実。
特にスイスポのように軽くてキビキビ走る車なら思い通りのフィーリングを得られないことで大きなストレスとなっている方も多いと思います。
そこで登場するのがこのスロコン。
何をするのかっていうとアクセルとECUの間にスロコンを割り込ませて、スロットル開度を自分好みに調整してやろうっていうパーツになります。
例えばこちら↓

仮にアクセル開度を40%踏んだ場合、純正のスロットル開度は約40%に対しそれぞれのモードでスロットル開度を変えちゃうってこと。
アクセル開度に対して増やすことももちろんですが、さらなるエコ運転で減らすことも可能。無駄なアクセル開度を抑えて燃費を上げたい方もスロコンは役に立ちます。
ただし、お察しの通りスロットル開度を上げると燃料噴射量も増えるのでキビキビ走りたいのであれば当然は悪くなる…。

レスポンスモードやパワーモードは同じアクセル開度でもスロットルが増えるので加速は良くなる。でも燃費は落ちる。これ当然。
よく車に「エコモード」とか「スポーツモード」のボタンが付いている車があり、エコモードだとアクセル踏んでもダラ~としか加速しないしスポーツモードだと何かパワーアップしたような感覚になるのはこのスロコンの純正版。設定はそれぞれ固定ですけどね。
「スロコンなんて意味がない」って言われる方は「加速したいなら踏めばいいだけ」ってことでしょう。確かにその通り。制御をさらに制御してもねぇ~って感じかな。分かります。
じゃぁ、なぜみんなスロコンを付けたがるのか。それは
「アクセルフィーリングを自分好みにしたいから」
これに尽きるのではないかと。
自分が「このアクセル量だとこれだけ回ってくれ」という差を近づけるためにはとても良いパーツです。電子制御なので確かに昔のワイヤー式までのレスポンスはないにしても自分好みのアクセルフィーリングに調整できて「車を操ってる感」を満喫したいならおすすめできるのかなと。
これまでの説明で言わなくても分かると思いますが、スロコンはスロットル開度を制御するだけなのでパワーアップもしませんし車重も軽くなりませんので(笑)
スロコンの効果│PIVOT 3-drive · PROの紹介
ってことで購入したのはPIVOT製の「3-drive · PRO」。

スロコンといえばPIVOTでしょ。有名ですね。
決して「ブログウケ」を狙ってる訳ではないですよ…(汗)
PIVOT(株式会社ピボット)は長野県に本社がある自動車関連の計測・制御装置などを開発製造しているメーカーさん。この時代ならではの低燃費走行システムの研究なんかもされてるみたい。
スロコンなんて本職中の本職。
- アクセルコネクターだけの簡単接続
- OBDⅡへの接続なし
- 純正風な装着感
- 幅広い調整モード
- アクセル開度をモニター表示
配線はアクセルに接続されているコネクタに割り込ませるだけ。別で電源を持ってきたりOBDⅡへ接続する必要もありません。
実機見るとびっくりするほどサイズは小さい!そして見た目も主張しすぎない感じで好印象です。

あっ、それと購入時に気をつけないといけないのはPIVOT 3-drive · PRO本体と別に「車種別専用ハーネス」が必要になるので注意。
どのタイプのハーネスが必要かはこちらから検索して購入してください↓
ちなみにスイスポZC33Sの場合は画像の「2C(TH-2C)」のハーネスになります。
本体とハーネスそれぞれ買うのもありですが、Amazonなどではセット販売されていてセットのほうが単体より安いという謎現象が起きてます(汗)←自分が購入した時点なのでタイミングにもよるかも。
販売元が違うからと思いますが、色々調べてから購入しましょう。
スロコンの効果│PIVOT 3-drive · PRO 開封
ではでは開封して中身を見てみましょう。

開封前。
どうでも良いですがパッケージかっこいい!ごちゃごちゃ書いてなくセンスが良いですね。

早速開封。
コントローラーを固定している粘着テープが半端なくしっかり付いてる…
粘着強すぎっすよPIVOTさん

内容物はこれだけ。
コントローラー部とユニット部、固定金具と固定用の両面テープと結束バンド。

コントローラー部。
画像は拡大してますが小さい。設置スペースなんかもあまり気にせず取り付けできそうです。

コントローラーには少々太めのケーブルが付いてます。
コントローラーからは外せません。長さは1.5m。

こちらはユニット部。
本体には初期設定の注意事項が記載されてます。

サイズはご覧の通り。
寸法だけだとイメージ湧かない?

なら100円ライターと比較。
コントローラー部はライターの胴体とあまり変わらない大きさ。
ユニット部も小さいですよね。

厚みもほぼ100円ライター(笑)
メーカサイトで実寸が分かる型紙がダウンロードできますが、設置場所の検討はぜひ100円ライターで!

背面は何もなし。つや消しでしっかりと粘着テープが付きそうな感じです。
ケーブル取り出し部は大きめに切り欠いてあり、下にも背面にも引き出せるようになってるので付けた次第ではきれいに配線を隠せそう。

ユニット部の両サイドには結束バンドで固定するための穴が左右2箇所。

上部は専用ハーネス接続。
予備は使いません。

下部はコントローラー側を接続。

車種別専用ハーネスです。
専用品なのでどうしようもないですが、ケーブルむき出しなのは気に入りません…

仮に接続してみました。
あとは専用ハーネスをアクセルコネクタに割り込ませるように接続するだけです。

コントローラー固定用の金具。
すでにL型に曲がってます。

両面テープと結束バンド。
他に取説が付属されてます。
次は取り付け作業に入ります。
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