新車購入したてで気になるのは「このきれいなボディーを維持したい」ではないでしょうか。
はたまた、経年劣化でくすんだボディーを見て「10年経ったら仕方ないか…」と思っていたりしませんか?
最近のコーティング剤は、ガラス系が主流になってきていますが今回紹介するピカピカレインは、少々違います。
ボディー表面に無機質のガラスコートができる商品で、以前より気になってはいたのですが少々値が張るため悩んでいました。
この度、スイフトスポーツに乗り換えることになり、真っ先に思い出したのがこのピカピカレインでした。
吹っ切れたら動きが早いもので「どうせなら他の車も施工しよう!」と2種類購入。
早速、施工してみましたのでご紹介します。
ピカピカレインとは?
- 塗装面を無機質のガラスでコーティングするコート剤
- ガラスコート保護膜は約3年間持続
- 塗装面にガラス成分が入り込むので驚く様な輝き
3年間ノーワックスのピカピカレイン┃SUPERピカピカレイン
まず、1種類目のピカピカレインは「SUPERピカピカレイン」です。
水弾きは、親水性とのことなので水滴がスーッと流れていくような弾き方だと思いますが、その結果は追々ご紹介します。
日米で特許取得済みなのですね。
ダイアモンドのキラキラ感は、少々引いてしまいますがそれくらいの代物なのかもしれません。
裏面には、特徴や使用方法、注意事項が記載されています。
早速開封してみます。
内容物はこの4点。本体とスポンジは、マイクロファイバークロスに包まれて入っていました。
この小さな小瓶がコーティング剤になります。
その量、わずか25ml。
この量で小型車で2台分あるとのこと。少々心配です・・。
黒い紙は、施工証明書のようです。
コーティング後の注意事項などが、4ヶ国語で記載されていました。
3年間ノーワックスのピカピカレイン┃ピカピカレインプレミアム
次は、評価も高いピカピカレインプレミアムです。
こちらは、滑水性という聞き慣れない言葉ですが、メーカー曰くしっかり弾く撥水性とスーッと流れる親水性のハイブリットタイプらしいです。
より一層怪しさが広がります・・。
SUPERピカピカレインとは一転、余計なデザインも画像も使っていない今風のパッケージですね。
こちらの方が安心するのはなぜでしょうか。。
こちらも裏面に説明書きがありました。
「正真正銘の本物のガラスを形成するコーティング」と必死にアピールしているのが面白い。
箱を開けるとこんな感じ。
スポンジは、3分割されています。
更に開けると底面には付属品たち。
SUPERピカピカレインには入っていなかったステッカーとマイクロファイバークロスです。
おそらく、ピカピカレインプレミアムはパッケージなどのデザインを変更したのだと思います。それくらいメーカーとしてはこちら推しなのかもしれません。
コーティング剤のラベルは特に変更していないのか、SUPERピカピカレインとあまり変わりません。
どうせならラベルも変えればいいのに。大切なのは中身ですが。
3年間ノーワックスのピカピカレイン┃施工手順
では、施工手順を簡単に説明します。
コーティングの基本とポイントは、何と言っても「下地作り」に限ります。
コーティング前のボディーの下地作り
- カーシャンプーで洗車
- 鉄粉取り
- コンパウンド磨き
- 脱脂(シリコンオフ等)
カーシャンプーで洗車
まずは、なにはともあれ洗車です。
水洗いだけだと油分などが取れませんので、しっかりカーシャンプーで洗いましょう。
カーシャンプーについては、こちらにおすすめをまとめています。
鉄粉取り
洗車した後に拭き取るときに「ザラザラ」とした感触がある場合は、鉄粉が付着しているのが原因です。特に何もメンテしていない経年劣化した塗装面には、しっかりと付着しているはずです。
鉄粉は、塗装面にしっかりとこびりつき、カーシャンプーでは落とせませんし、そのままでコーティングしても良い訳がありません。
鉄粉を除去するには、専用の鉄粉除去剤などで落とすことで本来の塗装面が蘇ります。
こちらも別記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
コンパウンド磨き
以前に別のコーティング剤を使用していた場合は、きれいに除去してあげる必要があります。
また、鉄粉取りネンドを使用した場合は小さな擦り傷がどうしても付いてしまいます。
その場合に使うのが、コンパウンド剤です。
塗装面を極力傷めない細かい研磨剤が入っており、小さな傷を磨いて塗装面をきれいにします。
コンパウンド磨きは、部分的には付属のスポンジでコシコシすれば良いですが、ボディー全面となると結構な重労働。
しかも手作業だと、力の入れ具合で磨きムラが出てしまいます。
そこで活躍するのが文明の利器、ポリッシャーです!
良く洗車をする場合や複数台所有している方、窓ガラスを磨く時などには必需品というか使ったら手放せなくなるアイテムです。
数千円で購入できますので「洗車は気合と根性!」という方以外は購入をおすすめします。
↓ポリッシャーについてはこちらをどうぞ↓
脱脂(シリコンオフ等)
カーシャンプーで洗車し、コンパウンドで磨けば取説に記載されている油分の除去はできていると思いますが、コンパウンドに含まれているシリコンが気になったので、全面をシリコンオフで拭き上げました。
↓リピートで購入しているのはコレ↓
業務用として有名なのは、右側のプレソルですが少し値段が高いです。
塗装面の頑固な汚れ取りや補修塗装前の脱脂などにも使えますので、1缶持ってても損はしないかと。
ピカピカレイン施工
下地作りが完璧にできたら、いよいよピカピカレインを施工していきます。
作業の割合からしたら、9:1または8:2くらい下地作りが大半を占める作業量になると思います。
ピカピカレインを施工すると言っても、付属のスポンジに数滴垂らしてボディーに塗り、マイクロファイバークロスで優しく拭き取っていくだけです。
ピカピカレイン施工のポイント
- スポンジが馴染むまでは、少し多めに垂らしてください。
- 塗り込んでいくと、スッと軽くなる瞬間が塗り込めたサインです。
- 一気に広範囲を施工せず、部分的・ブロックごとに分けて施工してください。
- 塗り残し、拭き残しがないように色々な角度から見て確認してください。
- 施工後、約12時間は雨などの水が掛からないようにしてください。
- 施工後、約2週間で完全に硬化しますのでそれまでは洗車しないでください。
使用量ですが、わずか25mlで不安はありましたが2本を下記でちょうどなくなる量でした。
- ワンボックスと軽自動車(ヴォクシーとムーブ):SUPERピカピカレイン
- 小型車2台(スイフトとタンク):ピカピカレインプレミアム
ですので、使用量も心配することはないと思います。
3年間ノーワックスのピカピカレイン┃施工後の感想
施工直後の感想は、ズバリ「輝きが違う!」でした。
画像でお伝えするのが少々難しかったのですが、今まで使用してきた一般のガラス系コーティング剤とは比べ物にならない深い艶が出ました。
そして施工後、約1週間後にまとまった雨が降りました。
雨が降っている時のボディーがこちら。
SUPERピカピカレインの水弾き
SUPERピカピカレインは、親水性ですが弾いてますね(汗)
水滴の玉の大きさが若干大きい気がしますが、予想していたのとは少し違いましたが弾き方は最高です。
側面、ドアの弾き方です。
ガラス系の弾き方と比較しても、水滴の流れ方が速いですね。
ちなみに、11年落ちの軽自動車にも施工してみました。
さすがに下地作りが大変でしたが、画像の通り写真撮っても映り込みがはっきりするくらいの鏡面に仕上がってしまい、変な画像になってしまいます(笑)
艶の無くなってしまった黒系の塗装面だと激変ぶりに興奮すると思います!!
ピカピカレインプレミアムの水弾き
天井面です。きれいに弾いた水滴が並びます。
やはりピカピカレインプレミアムは、滑水性とのことで弾き方がSUPERピカピカレインと比べると違います。
ボンネットの画像です。
順々に水滴が滑り落ちるという感じでしょうか。見てて楽しくなってきます。
ドア面です。
こちらもバチバチ弾いていますね。
ピカピカレイン施工で驚いたこと
一日中雨が降り、雨が止んでから約半日。
ボディーを見て驚きました。
分かりますか?
水滴がほとんど無くなっているのです。
一般のガラス系コーティング剤を使っていた時は、しっかりと水滴残りそれが蒸発して汚れになっていましたが、そのようなことを気にしなくて済みそうです。
側面は垂直なので、特に水滴はありません。小さな水滴が少し残っているくらいです。
これには正直驚いて思わず写真を撮ってしまいました。
3年間ノーワックスのピカピカレイン┃まとめ
正直、半信半疑の人柱感覚で施工してみましたが、レビューの通りで十分効果が実感出来るレベルですね。
問題は、耐久性。
こればかりは、時間が必要ですので追々追加でコメントしていこうかと思います。
ピカピカレインはこんな方におすすめ
- 新車購入して長く輝きを維持したい方
- 経年劣化でくすんだ塗装面を復活させたい方
- 洗車後すぐに残る汚れにがっかりしている方
- 洗車は水洗いのみに限る!という方
※追記:メンテナンス剤も購入しました!
洗車後に固く絞った付属のマイクロファイバークロスに吹き付け、一気に塗り込まずブロックごとに仕上げていきます。
洗車しただけでも艶が蘇りますが、メンテナンス剤を塗布すると更に深い艶とツルツルしたボディーになります。
ピカピカレインのガラス皮膜の保護にもなりますので、使うに越したことはないのは間違いありません!
以上、ピカピカレインプレミアムの施工レビューでした。
↓ヘッドライトレンズが経年劣化でくすんでしまったらピカールで解消できるか挑戦してみました↓
↓せっかく愛車のメンテナンスするならオイル交換にも挑戦してみては?↓
↓スイフトスポーツ(ZC33S)乗りならおすすめのカスタムパーツまとめはこちら↓
コメント