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車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた(ダストカットメタル)

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた メンテナンス

リアウイングのウレタンクリア塗装を自分でやって、垂らして補修。その後、剥離…。

再度、塗装し直したら表面がブツブツに・・・。

2度手間、3度手間は当たり前。逆に失敗するとまたチャレンジできる! って気持ちでできたら楽しいでしょうね(汗)

でも1つずつでも失敗→成功して自分自身も成長していけるのはDIYの醍醐味ってものでしょう。

「失敗を楽しむ」 とまでは思えませんが(泣) 今回も頑張りましたので良かったらご覧ください!

塗装ブツブツの原因と補修方法│主な原因

ってことで、今回はカーボン製のリアウイングをウレタンクリアで自家塗装してから約2年でクリア剥げを起こしてしまい、再度塗装したら今度は表面がブツブツになってしまったので補修していきます。

前回の塗装では、欲張って塗装し過ぎて垂らしてしまったときの補修方法をご紹介しました。(この記事、案外気になってる方が多いのかPV数多いんですよね~) 

↓こちらの記事↓

そして、反省を活かしクリア剥げに注意して再塗装した記事がこちら↓

記事末尾のとおり、塗装面にブツブツができてしまいました・・・。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑離れて見るとピッカピカでいい感じなんですが…

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑近くで見るとブツブツ。 いや、ブッツブツ…

原因は明確。「ホコリ」です。

乾燥する季節に脱脂でシリコンオフでゴシゴシ。静電気ビンビン。 ホコリさん、いらっしゃい~!

塗装直前にうっすら気にはなっていたんですよ。「あらっ?小さいホコリが乗っているな…」と。

シリコンオフで拭いたときの布ウエスの繊維だと思います。

分かっていながら下した判断は

「まぁ、このくらいのホコリなら塗装で隠れるっしょ!」

はい。隠れませんでした(笑)

どうやら静電気防止とホコリが舞うのを防ぐために床に水撒いたりするくらい入念な対策をするくらい重要らしい。。。

どれだけ研磨して良い塗料使っても「まぁ、いっか」の手抜きと判断でこうなります。

とっても良い勉強になりました。

塗装ブツブツの原因と補修方法│補修方法

前回は塗料が垂れてしまったので耐水ペーパーを使って、垂れた凸部を削って平らにしました。

今回は、無数のブツブツ。 ちまちまと時間を掛けたらそれでも可能かと。面倒ですが。

ダストカットメタルでブツブツを削る

ってことで今回使ったアイテムはこちら↓

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

「ダストカットメタル」ってやつ。

ブツ取りカッターとも言われてるみたい。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

開封するとこんな感じ。

実は以前に買っておいて使うことなく直し込んでいましたのを思い出し引っ張り出してきました(笑)

知らない方は知らない(そりゃそーだ)と思いますが、これは何?ってこと。

「超硬合金」という金属で「タングステン」とも言われてるレアメタル。

硬度が非常に高い金属を研磨して作られてます。なので塗装面なんてスパッと削れちゃいます。

手持ちのサイズは20mm×20mm 厚み4mm。 ナイロン紐が付属。

詳しくは こちら

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

この金属で塗装面のブツブツを削って平らにしてしまう道具になります。

正直、これ、業務用です。 塗装専門のプロが使ってるものですね。

小さいくせにレアメタルなので少々お値段が…。 腐るものでもないし、いざというときには便利かなと買っておいたものがやっと使えるってことです。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

付属のナイロン紐は削るときに角度を付けたい場合に使います。

プロはこうやって使うっぽい。ですが、このやり方は正直難しい。切れ味抜群なので角度付けると恐ろしく削れてしまいそうになります。

説明にも書いてましたが、慣れない方は紐なしでベタ置きで使うべし。とのこと。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

使うときのコツ。(使ってて分かった)

動かすときは四角の1辺を垂直になる方向に移動させると良いみたい。ブツブツに当たっても角度を変えず小刻みに動かして少しずつ削っていくといい感じになります。

本当に良く切れるので少し慣れると楽しくなってきます。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑線キズになっている箇所が垂直に動かしてない部分。削りながら横移動してしまうとこうなります…

指でなぞって凹凸を確認しながら平らになるまで削っていきます。

このダストカットメタルは専用品なので安心・確実ですが、カッターの刃やスクレイパーの刃などでも代用はできるみたい。どっちにしても自己責任でお願いします。

ちなみに前回のような垂れの補修にもダストカットメタルは使えます。

耐水ペーパーで研磨

ダストカットメタルで全体的に平らにできたら耐水ペーパーで研磨していきます。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

すでに平らに削ってますので#2000でダストカットメタルで削った部分を研磨。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

ほぼ全面にブツブツあったので結局全面磨きました(汗)

画像でも分かるようにまだ削った箇所が分かりますので研磨が足りません。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

結構取れました。

あまり削ると塗膜も薄くなるのでこれくらいでOKとします。

コンパウンドで磨き

耐水ペーパーでもう少し細かい番手で研磨するのもアリかと思いますが、手持ちがなかったのでコンパウンド研磨へ移行します。

今回使ったのはこちら↓

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

コンパウンドの王道・安定のトライアルセット。

3種類の番手で鏡面仕上げまでできてお手頃価格。

コンパウンドセットにはスポンジがそれぞれ使い分けできるように3つ付属されていますので、すぐ手磨きできます。

が、全面なので疲れるし時間掛かるので今回はこちらの登場↓

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

75mmの小型ポリッシャー。

細かい部分も磨きやすく重宝してます。

久しぶりAmazonの商品ページ見たら相当な高評価と評価数でびっくり! 皆さん分かってますな~

このポリッシャーについてはこちら↓

ってことで、ちゃっちゃか磨いていきます。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑#3000(キズ消し用)研磨後

一気にツヤが出ました!

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑#7500(仕上げ用)研磨後

映り込み具合で分かりますが、ますますツルツルになってます。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑#9800(超鏡面用)研磨後

ぶっちゃけ違いが分かりません・・・でもピカピカ!

あとはお好みでコーティングでもして完了となります。

塗装ブツブツの原因と補修方法│補修後の仕上がり・まとめ

ブツブツの量と範囲から結構、諦め気味だったのですが思っていたよりは簡単に補修することができました。

仕上がりの画像はこちら↓

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑ウイング中央付近。

車の塗装でブツブツができる原因と補修方法を試してみた

↑左側。

さすがに複雑な曲面には小型のポリッシャーでも難しかったので部分的に手磨きしてます。

手間は掛かりましたが、削ったブツブツ箇所は全くと言っていいほど無くなりましたので大満足です!

今回は塗装工程でいい加減な処理をしてしまって大量のブツブツができましたが、どれだけ神経質にホコリやゴミに気をつけてもホコリなどの付着が全く「ゼロ」ということは難しいと思います。

もしものために方法と道具だけでも覚えて準備しておくと安心ですね。

↓今回使ったおすすめアイテム↓

↓初めてリアウイングにウレタンクリア塗装した記事↓

↓ボディー色の塗装も同じですね↓

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