スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃ドレンコックを付ける
さて、いよいよ今回の目玉(個人的に…)のドレンコックを取り付けていきます。商品名は「エコオイルチェンジャー ジェット」って言います。
麓技研っていう会社の日本製。
これ、なんぞや?と言いますと、通常のオイルドレンはねじ式のプラグで栓をしています。オイル交換の度にこのプラグを外す必要があります。このプラグをドレンコックに交換するとこんなメリットが!
ドレンコックに交換するメリット
- 蛇口のようにオイルを抜くことができるから手が汚れない
- コックを回すだけなので工具がいらない
- ドレンのネジを破損させることがない
- オイルの汚れ具合を見るために少量抜くことができる
スイスポ ZC33Sのドレンプラグサイズは、M14のP1.5です。
他にもサイズがあるので間違えないように注意してください。
では、ざっくりと開封の儀を。
まずは外箱です。
箱を開けていくたびに説明が出てきます(笑)面白い
内容物はこんな感じ。
本体のコックにボルトのような形状のものを差し込んで取り付けます。
開閉のハンドルは持ち上げないと動かない構造になっています。万が一何かの衝撃でも回らないので安心です。
更にこの青い樹脂製のロックを差し込むともう絶対に回りません!
ではこれを取り付けていきます。
まずはしっかりオイルが抜けたことを確認します。
オイルまみれなのでパーツクリーナーできれいにしておきます。
ドレンコックはこのように仮組みしておきます。
ドレンにねじ込みます。ドレンコック本体は角度調整ができますので、いい感じの位置を探します。
位置が決まったらトルクレンチで締めます。トルクは21N・m。
↓トルクレンチに関してはこちらの記事を参考に↓
レンチのサイズは17mmか10mmの六角棒レンチで締め付けます。
アンダーカバーからもはみ出していません。取り付けOKです!
次回からは、ロックを外してハンドルを回せば道具も使わず、手も汚さずオイルが抜けます。
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃オイルフィルター取り付け
次はオイルフィルターの取り付けです。
今回交換するのは、PIAAのZ11-Mにしました。
ホワイトボディーでかっこいいですね。
2連濾紙+磁石で吸着してくれるらしい。効果は分かりませんが凄さは感じます。
当然ですがこちらもパーツクリーナーできれいにしておきます。
Oリング部にオイルを塗っておきます。右画像が塗布後。
手でクルクルと締めていきます。
Oリングが本体に接した位置でストップ!
オイルフィルターレンチには90°ごとに1~4の番号が刻まれています。これが役に立ちます。
締め込みトルクは、Oリングが接した位置から3/4回転締めるのでこの刻印を基準に締め込みます。
この辺の説明は、外箱にも記載してますのでご安心ください。
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃オイル補給~漏れ確認
締め込みが完了したらオイルを補給していきます。
この辺の作業に関しては、上抜きのオイル交換の記事を参照ください。
オイル補給後に3分程度、暖機運転を行いドレンコックやオイルフィルターからオイルが漏れていないかを確認します。
問題なければ、アンダーカバーを元に戻してジャッキから下ろせば完了となります。
決して簡単な作業ではありませんが、車好きであればやってみたい作業の1つでは無いでしょうか?
わざわざショップやディーラーに行かず好きな時間にできるし、自らメンテナンスしているメカニック感も味わえます(笑)
興味がある方はぜひ挑戦してみては如何でしょうか?
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃ドレンコックでのオイル抜き
※ドレンコック使用感追記※
今回オイルフィルターを交換したので次回は上抜きでオイルのみ交換。そしてその次の交換時期になりました。
最近は遠出もできずで、またも少走行。ただ経年劣化もあるので4ヶ月経過したので早速ドレンコックでオイルを抜いていきます。
青い樹脂製のロックを外し、ハンドルを回すと
はいっ!手も汚さず抜くことができました。
周りにオイルが飛び散らないのも良いです。しかもスムーズに抜けています。
地味に良いのが抜く量を調整できる、途中で止めることもできることですね。DIYでの1人作業はオイル受けの位置調整などもあるのでコックを少しずつ開けてオイルの落下位置を確認できるので非常に便利です。
少々熱めのオイルで手を汚して、ドレンパッキン準備して、周りをパーツクリーナーで掃除して・・・なんてことから開放されます!
DIYでオイル交換するなら必須アイテムだと感じる事ができました。
↓取外したオイルフィルターの中身を分解してみました↓
↓メンテサボりがちさんや過走行車にはオイル添加剤もオススメ↓
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