会社で使っているテレビは昼食時に観ているだけなので、ちゃんとした屋外アンテナも付けずに「映ればいいや」的な環境で使っていました。
ただ稀に電波が悪くなるのか映らないこともあり、少し改善できないかということでアンテナを交換してみようかと。
購入したのは日本アンテナ製の「UDF85B」。強・中・弱電界地区向けの製品です。
結果から言うと「今までより格段に良くなった」のですが、設置方法について色々勉強にもなったので情報共有という意味でも記事にしておきます。
そもそも一般的な魚の骨みたいな八木アンテナを屋根に付けるのがベストと思いますが、家の外観が損なわれたり、何らかの理由で「テレビ付いてない感」を出したい方もいるでしょう(深入りしませんが(笑))
そんな室内アンテナ派の参考になれば嬉しいです。
室内アンテナ UDF85B取付・評価│現状のアンテナと設置場所
今まで設置していたアンテナは、同じく日本アンテナ製の「ARBL1」。
ブースター内蔵でコンパクトなのが売りですが、強電界地区向け。近くに中継局があり電波に余裕がある地区用です。
屋根近くの巨大な脚立で何とか設置できるくらいの高さに設置していました。(地上から5~6m)
この室内アンテナはこんな使い方を想定していないので、電源ケーブルは本体に直接接続のためアンテナ線と一緒に電源ケーブルを引き回すことになります。
これが結構面倒…
この設置状態で調子が良い時の電波状況がこちら↓
ちなみに一番近い中継局までの直線距離は約4km程度ですが、盆地的な地形なので決して良い環境とは言えません。
電波の強さが60%以上くらいでまともに視聴できる受信レベルと言われていますので、何とか大丈夫な状態。
ただ天気が悪くなったりすると一気に調子悪くなります(汗)
室内アンテナ UDF85B取付・評価│商品開封
少々前フリが長くなりましたが開封していきます。
今回購入したのは、日本アンテナ製 ブースター搭載の「UDF85B」です。
購入した「UDF85B」の「B」はブースター付きのことみたい。強電界地域用のブースターなしタイプは「UDF85」もあります。
- 屋内/屋外兼用
- ブースター内蔵
- 壁面・マスト(ポール)・ベランダにも設置可能
- 強・中・弱電界地域用
開封していきます。
↑内容物はこちら。
付属品
まずは付属品関係。
ブースター内蔵なので電源が必要になります。
この差し込み方向って意外と大事ですよね。
他のコンセントの差込口を塞がないかなど確認しておきましょう。
電源ケーブルの長さは約2m。
仕様表などに記載なかったので参考まで。
↑電源挿入器ってものです。
今までの室内アンテナはアンテナ側に電源を差し込むタイプだったので、アンテナ本体を設置するのにアンテナ線ともれなく電源ケーブルも付いてくるので地味に配線が面倒でごちゃごちゃします…。
でもUDF85Bはアンテナ線の途中にこの電源挿入器を付けるのでアンテナ本体に接続するのはアンテナ線だけになります。設置場所を色々取り回すから当然なんでしょうが、これは助かりました。
中央の黒い部分に電源を挿して、画像で言うと右側はテレビ側、左側がアンテナ本体へ接続します。
↑電源はこんな感じで接続。
壁などへ接続するための金具です。ポールなどに付ける場合は上部品だけ、壁面に付ける場合は両方を組み合わせて使います。
亜鉛メッキされているので錆などには結構強いと思います。
↑屋内置き用のスタンドとマスト固定などの金具です。
固定するマスト径:φ22~49、角柱は25×25~45×45まで対応しています。
アンテナ本体
続けてアンテナ本体を見ていきます。
裏面全体です。
↑上部には金具なしで直接壁掛けできるフック受けがあります。
アンテナ線の接続は底面から。
下側には、先ほど紹介した金具を固定するためのビスが4箇所。
こんな感じで壁面に取付できます。
中央のボルトを緩めて向きや角度が調整可能。良く考えられてます。
↑底面両側には、屋外使用時の雨が抜けるように水抜き穴が開いています。
屋内置き用のスタンドを付けてみました。
- 本体サイズ:435×265×67(スタンド別)
- 質量:1.8kg(本体のみ)
アンテナ線接続はそこまでスペースに余裕はありませんので、接続端子はストレートではなくL型タイプが良いです。ストレートだと下手したらアンテナ線が曲がらず底面より出てしまいます。
底面にはしっかり滑り止めのゴムも付いています。
本体の質量は1.8kg。持った感じも軽いです。
ここで、ふと気になってしまったのです。
「中身ってどうなってるのかな??」(笑)
ってことで、次は何も分からないくせに分解して中の構造がどうなっているのか見てみました。
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