先日、エンジンルームのアーシングをしましたが今回は同時購入していたマフラーアースを取り付けていきたいと思います。
巷ではマフラーアースをしても効果なし、無意味…などの声も聞かれる中でもそれなりの効果が期待される情報もあります。
マフラーアースの効果
- トルク、加速のアップ
- 燃費の向上
- 吹け上がりの改善
- マフラーの錆防止
- 排気のこもり音の改善
そもそもマフラーアースの狙いとは、高速で流れる排気ガスにより静電気が発生し排気ガスの流れが悪くなるのをアーシングすることで静電気を減らしてスムーズな排気効率を取り戻そう!ってことのよう。
っと、「アーシングでこんなに激変するわけないっしょ!」と聞こえてきそうですが、はい、結論から言いますとエンジンルームのアーシング同様に激変はしません(汗)
ただ、「何となく違う…かなぁ…」的な感じでなく「あ~ね、確かに違う違う!!」くらいの体感ができましたので気になる方は読み進めてみてください。
マフラーアース効果検証(ZC33S)┃使用するアースケーブル
今回購入していたのはこちらです。
長さ違いの3種類のアースケーブル。
今回はお試し的に端子まで取り付けられたものを購入しましたが、これからご紹介する取り付けの状態を見ていただいたら分かりますが、正直長さが合いません。
端子加工などが必要になりますが、ノンカットタイプが良かったかなと。
エンジンルーム内で使用したアースケーブルと違い、マフラーアースケーブルは高温部に接続するため被覆がありません。
このような編み込みのメッシュになっています。
そして、端子はそれぞれ3本とも片方が8mm、もう片方が10mm。
8mm側がボディー、10mm側がマフラーへ接続というイメージです。
使うのはこれだけです!
あとは工具は、スパナ関係(断然インパクトがオススメ!)10mm、12mm、14mmがあればOK。
車体下に潜るのでジャッキアップは必須。
マフラーアース効果検証(ZC33S)┃アースケーブル取り付け
まずは四輪ともしっかり浮かせるくらいにジャッキアップ。
っと簡単に言いますが、まぁコレが1番の大仕事です(汗)
車高を目一杯落としているので、簡単にジャッキも入りません・・・片輪ずつある程度浮かせて枕木敷いて…みたいな感じでようやく準備完了!
これだけ上げても痩せる気配の全く無い中年体型だと横を向けません(泣)
ですので、画像が少々分かりづらいのでご了承ください。。
アーシングする必要性
マフラーは、通常数点のピースに分かれています。
上画像のようにそれぞれのピースはフランジで接続されており、このフランジ同士の間には排ガスが漏れないようにガスケットが挟まっています。
ですので、できればそれぞれのピースごとにアースケーブルを接続してくほうが良いと思います。
ちなみに皆さんご存知と思いますが、マフラーはマフラーリングというゴム製のマウントで吊るされているように取り付いています。
ってことは、排気ガスがガンガン流れて静電気が発生してもボディーと接する箇所が少ないので、静電気は貯まる一方…ってことなのが分かる気がします。
マフラーアース接続 1箇所目
アースケーブルは3本あるので、3箇所に接続していきますが接続箇所がまだありそうだったのでアースケーブルはもう少しあったほうが良かったです。
とりあえず今回接続した箇所だけご覧ください。
まずエンジン側に近い方から上画像の赤丸部です。
マフラーのフランジ部はM10で14mmのソケット用意ください。
ボディー側は、M8で12mm。
お気付きかと思いますが、マフラーは純正ではありません。TRUST製のこちらになります。
純正の方には分かりにくいかもしれず申し訳ありません。
走行中に引っ掛けたりしないように下にだらーんとならないように気をつけて接続。
長さが決まってるので、長い場合はグルっと回して距離を調整しました。やはりノンカットタイプがしっくり来ると思います。
マフラーアース接続 2箇所目
2本目は、手前のドアップフランジと赤丸部(オートレベライザー固定ボルト)に接続。
マフラーのフランジ部は同じくM10で14mm。
赤丸部はM6で10mmです。
こんな感じ。
これまたグルンと回して調整しました。
マフラーアース接続 3箇所目
最後の3本目です。排気パイプが2本に分岐されたテールエンド側。
ここは届きそうな場所にアースポイントがほぼありません。
おそらく赤丸部が唯一のポイントかと。
念のためテスターで確認しましたが、きちんとボディーに落ちてます。
接続完了!
今回購入した3本セットでもクルクル回せば問題なく接続できました。
クルクルが気になる方は、長さ調整して切断し片方だけ端子を圧着すれば良いかと思います。(端子は8sqです)
あとは慎重に車体を下ろして作業完了となります。
マフラーアース効果検証(ZC33S)┃効果確認
さてさて、問題の効果検証なのですがこれは少し驚きました!
体感できたマフラーアースの効果
- 排気音の改善
- 吹け上がりの改善
排気音の改善
社外マフラー(GReddy コンフォートスポーツ GT-Sマフラー)で「こもり音を排除したサウンド」の謳い文句があるマフラーではありますが、アクセルオフ時などに聞こえる「ゲボボボ…」という(好きな人は好きなんでしょうが)少々品のない音が気になっていましたが、格段にこの音が小さくなりました!
低音の心地よい音は少し落ち着いた感じに変わり、スムーズに排気が流れている感じ。
言葉で説明するのは難しいですが、雑音が減り上質な音が残ったって感じでしょうか。
今までもそこまで不満はありませんでしたが、更に気に入った排気音になりました!
吹け上がりの改善
低~中回転域での立ち上がりが軽くなった気がします。
ZC33Sは高回転は回りませんが(笑)ターボが効き出す2000~3500回転あたりの吹け上がりは今までと違う感じがします。ターボラグも減ったような…
こちらも言葉言うと今までは「ぅぅぉおお~ん」ってのが「す~うぉ~ん」って感じです!分からんか(汗)
でもでも、確かに社外マフラーだから尚更かもしれませんが、体感できる効果を得ることができました。
ジャッキアップはシンドいですが、ほんの少しの出費で済むのでコスパとしてはそれなりに良いと思います。
「社外マフラーに変えたけど音がイマイチ…」「純正だけど吹け上がりを改善したい…」って方は挑戦してみても良いかもしれません。
ただ、アーシングはくれぐれも過度な期待をしてはいけません。裏切り方は半端ないです(笑)
↓エンジンルームのアーシングも気になっているって方はこちら↓
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↓スイフトスポーツ ZC33Sのカスタムまとめはこちら↓
コメント
いつも参考にさせていただいております。
近々社外マフラーへの交換を考えておりまして、TAKA社長様が
装着しているコンフォートスポーツGTS(センターパイプ付き)も候補の一つです。
大抵のマフラーは暖気終了時のアイドリングでは純正並みと言われますが、
コールドスタート(特に冬季)はうるさいと言われる評価の製品が多く
これらは近所からのトラブル防止の為避けたい次第です。
こちらのマフラーは静かな部類でしょうか?
コメントありがとうございます。
他のマフラーと聴き比べしたしたことはありませんが、社外品の排気効率の良いものですのでコールドスタート時はそれなりの音はします。
ただ、それなりの住宅地に住んでいますがクレームは出てませんね。
(冬場は別記事でも紹介してますエンスタで10分程度暖気してますが)
暖気が終わって回転が下がると静かなものですので近隣住民の方がそれまで我慢できるかは分かりませんが(汗)
このマフラーはどちらかと言えば低音が強めなので他メーカの高音がより出るタイプよりはおとなしく聞こえるかもしれません。
表現が難しいですが参考になれば幸いです。
早速のご返信いただきありがとうございます!
実際に聞く事が出来るのが一番良いのですが中々機会がないもので…非常に参考になります
HKSのリーガマックス等他の静音マフラーも検討した上で判断していこうと思います(見た目とセンターパイプ付きを考えたコスパでトラストが第一候補ですが笑)
SPECL等と比べネットの情報も少なかったので、貴重なご意見ありがとうございました