製造業という仕事柄、掃除機は必需品でしてバッテリーを流用するため工具類をマキタ製で統一していたこともありコードレス掃除機も合わせて購入しました。
バッテリーが18Vと変な過信で使ってみて吸引力のなさに愕然とした経緯があります。
「掃除機はマキタはダメだ…」と別のものを購入しました。
しかし最近(といっても2年ほど前)になって、新型が登場していたのを知り仕様も良さそうなので過去の苦い経験を払拭すべく、再びマキタ製へ移行しました。
ということで、今回は自分にとってリベンジでもあるマキタ製コードレス掃除機ついてまとめたいと思います。
マキタ 掃除機 CL282FDシリーズまとめ┃CL282FDZCW開封
今回、再び購入したマキタ製のコードレス掃除機は「 CL282FDZCW 」という型式になります。
※この型式には充電器・バッテリーは付属していません。
メーカーサイトには充電器・バッテリー付属の「CL282FDFCW」として掲載されています。
簡単ですが、画像多めで紹介していきます。
外箱・内容物
外箱です。Amazonで購入、翌々日に到着しました。
こちらが本体です。サイズ感は旧型と変わりませんが見た目が豪華?になっています。
CL282FDZCW は紙パック式でサイクロンアタッチメントもセットの型式です。
もちろんヘッドと中間のパイプも付属。すきまノズルも付いています。
型式がアルファベットで長いのは、付属しているものが違います。これは追って簡単に説明します。
本体・紙パック
CL282FDZCW は紙パック集塵です。CL281シリーズはカプセル集塵でごみ捨ては簡単ですが、衛生上もあり毎回交換できる紙パック集塵を選択しました。
ロック解除のボタンを押すと「パカッ」と開き、紙パックの交換ができます。
カプセル集塵がゴミ捨てが簡単と言いましたが、紙パック集塵が面倒というわけではありません。
交換も抜き差しするだけです。
ちなみに画像では分かりませんが、紙パックと一緒に入っているオレンジ色のものは「バルブステーコンプリート」といって、紙パックに入ったゴミが戻ってこないようにする逆止弁的な役割があります。
操作部です。ハンドルはゴム素材で覆われてますので滑りにくいです。
操作スイッチはこの2つ。運転ボタンは押すたびに「強」→「パワフル」→「標準」と切り替えできます。
運転と同時にLEDライトが点灯しくらい場所でも見やすく照らしてくれます。
サイクロンアタッチメント
CL282FDZCWにはサイクロンアタッチメントが付属してきます。別途、単体でも購入は可能。
このサイクロンアタッチメントを使うことで、紙パックに入る前にここに溜まるので紙パックの交換頻度が約1/6になるそうです。
こちらがサイクロンアタッチメントです。
本体との接続は、差し込むだけでなくカチッとロックが掛かる構造なので掃除中に外れる心配はありません。
2箇所の固定フックを外すとダストケースが外れます。
内部はこんな形状。サイクロンなので吸い込んだ空気をダストケース内で回転させてゴミと空気を遠心分離して排出しようって構造です。
ダストケースです。容量は400ml。きれいな水色です。
このダストケースにゴミが溜まっていきますので規定量になったらこのように外してゴミ捨てしてください。
ヘッド
ヘッド部です。ヘッドは型式問わず共通でフローリングなどに使えるタイプが付属しています。
吸込み面です。数日使っており少々汚くすみません…。
電動の回転ブラシなどは無く、シンプルな構造ですのでお手入れは簡単です。
バッテリー装着部
バッテリーの装着部です。
CL282FDZCWにはバッテリー・充電器は付属されていませんので、持っていない場合は別途購入かセットになっている「CL282FDFCW」を購入してください。
バッテリーは、後ろ側からスライドさせて装着します。
取り外しはバッテリー側のロック解除ボタンを押しながら引き抜きます。
バッテリー装着部の上にはストラップが付いています。(外せません)
全て装着した状態・概略サイズ
付属分を全て取付た状態です。
ゴツゴツしてますが、何気にかっこいいですね。
ザックリですが、各寸法です。
全長約100cm。
本体部、約50cm。
サイクロンアタッチメント、約35cm。
ヘッド部、約23cm。
一般的な家庭用掃除機よりは少々小ぶりですが、コンパクトで軽いため取り回しはしやすいです。
マキタ 掃除機 CL282FDシリーズまとめ┃旧シリーズとの比較
2015年に購入した非力な…掃除機は「CL182FDZW」です。
こちらも充電器・バッテリー付属なし、サイクロンアタッチメントもなしです。
非力とはいえ、日頃フローリングなどのホコリや髪の毛などであれば十分に吸い取ってくれます。何より安いので用途によってはおすすめできます。
今回は、手持ちの「CL282FDZCW」と「CL182FDZW」を比較してみます。
外観比較
見た目が年季入っているので分かると思います(汗)
大きさとしてはほぼ同じです。
操作スイッチの表記が違います。CL182FDZWは「HIGH」と「LOW」の2段階しかありません。
しかも非力なのでLOWを選ぶことはまずないです(汗)
LEDライト部も変わっています。光量もややCL282FDZCWの方が明るい印象。
全体の比較です。
サイクロンアタッチメントは外しておけば良かったですね。。
バッテリーは共通で18Vタイプであればどちらも使えます。
性能比較
簡単ですが、比較表作ってみました。
CL182FD | CL282FD | |
吸込み仕事率(W) | 強:37 標準:10 | パワフル:60 強:42 標準:15 |
連続使用時間(分) | 強:約20 標準:約40 | パワフル:約15 強:約20 標準:約50 |
質量(kg) | 1.5 | 1.5 |
CL282FDZCWの吸込み仕事率は、付属の高機能ダストバッグでの数値で別売りのダストバッグを使えばパワフルで65Wと更に数値は上がります(が、集塵性能は下がると思いますが)
また、すごいのがCL282FDZCWは標準モードでも吸込み仕事率が高いのにも関わらず、連続使用時間も10分間長いです。
上記の表は、どちらも3.0Ahのバッテリーを満充電したときの性能ですので、使用しているモータがブラシレスになったことが大きな要因かと思います。
また軸受部にはボールベアリングを採用しているため、耐久性も従来機に比べ2倍以上になっています。
ブラシレスモータは、従来のモータのようにブラシと整流子の機械的接点で動かすのではなく、回路による電気的な処理方法に変えたモータです。
これにより、安定した速度制御ができ小型でも大きい力が出せるようになり、無駄なロスも抑えているため省エネにも貢献しています。
マキタ 掃除機 CL282FDシリーズまとめ┃型式別の仕様比較
型式を見てアルファベットが多すぎて分かりにくいので、間違って購入しないように一覧にまとめておきます。
CL282FDRFW | CL282FDFCW | CL282FDZCW | |
充電器・バッテリー(3.0Ah) | ○ | ○ | × |
サイクロンアタッチメント | × | ○ | ○ |
マキタ 掃除機 CL282FDシリーズまとめ┃少しでも安く買うには
欲しいと思ってもおいソレと購入できる金額でもないので悩んでいる方もおられるかもしれません。
そこで少しでも安く買うためにはどうしたら良いか、参考までにまとめておきます。
充電器・バッテリーを互換品で揃える
充電器・バッテリーを持っていない方は、セット品を購入すると結構な金額になります。
そこで、充電器・バッテリー無しの CL282FDZCW を選択して、充電器とバッテリーは互換品にします。
2021年10月のAmazon価格で見てみると CL282FDFCW が約32,800円。
CL282FDZCW が約15,000円。価格差が17,800円となります。
そこに互換品の充電器↓
互換品のバッテリー↓
仮に上記のセットを揃えた場合は、10,000円以上安く揃うことになります。しかもバッテリー容量は純正の3.0Ahから5.0Ahへアップしてです。
ただし、互換品は性能や品質に問題がある商品が多いため、レビューなどを参考に選ぶ必要がありますし全てが自己責任となりますのでご理解の上購入するようにしてください。
ちなみに、自分も過去10台のバッテリーを持っていますが、純正品は2台。残りは全て互換品ですがそのうち故障したのは3台で全て互換品です。5台の互換品は今も元気に動いていますが。
しかも純正品が一番長く使用しているのに壊れていません。
そういうことです。どちらを選ぶかはあなた次第ということになります。
サイクロンアタッチメントをセットで買うか考える
過去、サイクロンアタッチメント付きのセット品がセット品でなく単体で購入した方が安い場合もあったようです。
現在調べた限りでは、セット品の方が安かったですが、日々価格変動がありますので場合によってはこのような購入方法も頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
ということで、今回は マキタ 掃除機 CL282FDシリーズ についての記事でした。
↓ CL182FDZW 購入後に代替品として購入した掃除機もレビューしています↓
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