事故発生時やあおり運転で最近注目されているドライブレコーダーですが、「あったら便利」「もしものために」なのは分かっていながらいざ付けるとなると億劫なものでして。
ただ、社用車として使っている車(トヨタ ヴォクシー)は見知らぬ土地への移動が多く、何より社員全員が乗るため万全の状態にしておきたいと思っておりようやく重い腰が上がりました。
っということで今回購入したのはKENWOOD(ケンウッド)DRV-EM4700 のドライブレコーダーになります。
初めての購入なので、他のドライブレコーダーとの比較はできません。このドライブレコーダーってこんな感じなのか~くらいで見ていただければと思います。
ケンウッド DRV-EM4700 ドライブレコーダー┃開封
購入したのは「ケンウッド DRV-EM4700 ドライブレコーダー」です。
- 12型の大画面IPS液晶
- タッチパネル操作
- スライド式カメラ搭載
- 固定はバンド式で簡単装着
- 前後同時録画
- 音声コマンドでハンズフリー操作
- カメラはフルハイビジョン・広視野角レンズ
- GPS搭載で位置も記録
- ノイズ低減で地デジ干渉対策済み
外箱・内容物

では早速開封していきますが、まずは外箱から。

ミニバン、SUVなどの大型車用です。
後発でコンパクトカー用の10型タイプ「DRV-EM3700」も発売されています。

主な仕様です。
オプションで駐車間使用電源ケーブル(CA-DR550)を追加すると最長24時間の駐車録画も可能になります。

フロントカメラはルームミラー一体のタイプで純正のルームミラーが大きい場合でもスライドさせることができるので取り付け可能になります。
画面はタッチパネル式でフロント&バックの映像切替、輝度調整、映像のアングル調整も可能です。(もちろん録画した映像の再生もできます)

保存されたデータは専用のビューワソフトで映像と撮影場所の地図を同時に確認することができます。

開封していきます。
高いだけあって蓋側にもスポンジが貼ってあり高級感あります。ただ、取説・保証書関係が一番上に置いてあるのはいただけません。製品には関係無いですが…

切り抜かれたスポンジに入っているタイプです。

ようやく本体が登場しました。
この瞬間が一番テンション上がる(笑)
ルームミラー型フロントカメラ

フロントカメラ搭載の本体です。


スライドできるので純正のルームミラーに当たらないようになっています。


ちょっと違和感ありますがこれは良く考えられています。

付属のバンドで固定するためのフックが付いています。

スピーカーかな。

取付面にリセットボタンがあります。
使うことはないと思いますが背面は使い勝手悪いですね…

上面からの画像です。

左から電源・リアカメラ接続口・マイクロSD挿入口・GPS接続口です。
配線は上面からが良いのは当然ですが、SD挿入口は取り出す機会はあると思うので下面が良かった気がします。内部基盤の都合なのか、何も考えていないのか…
取付時に気付きましたが、各配線を運転席側・助手席側からもっていくかで配線が交差してしまいますのでご注意ください。
自分は、電源・リアカメラは運転席側から、GPSは助手席側のダッシュボードに設置したので交差してしまいました(汗)

下面には電源ボタンのみ。
ここにマイクロSD挿入口が欲しかった…



カタログ値サイズ:W293mm×H73mm×45mm 重さ:457g
フロントカメラは最大約30mmスライドします。
リアカメラ・付属品

本体を取り出すと底面にリアカメラと電源ケーブル、GPSケーブルと付属品関係が入っています。

GPSケーブルと電源ケーブルです。
GPSケーブルは約2mしかありません。今回ヴォクシーに取り付けましたが、メーカ推奨の設置場所(助手席側ダッシュボード)から配線すると長さがギリギリでした。
もっと大きな車種だと最短距離で配線しないと届かない可能性がありますのでご注意を。


リアカメラです。サイズ感分かりますか?

付属されていたSDカードアダプタとの比較です。
大きくもなく小さくもないサイズと言いますかね。


取付面の粘着テープは、熱線を避けることができるように中央に隙間があります。
カメラ根元に角度調整できるヒンジがあります。


リアカメラのケーブルにはメインユニット側・バックカメラ側とタグが付いています。

本体を固定するためのバンドは長さ違いで2種類。
ヴォクシーの場合は、短い方で足りました。
純正ルームミラーの幅や厚みがある場合は長い方になるかもしれません。
ケンウッド DRV-EM4700 ドライブレコーダー┃取り付け
購入したのは、ケンウッド DRV-EM4700 ドライブレコーダーです。
では取り付けていきます。
今回取り付ける車両はトヨタ ヴォクシーです。

先に言っときますが、社用車のためそこまで色々気にせず付けていきますのでご参考までに。
個人的には「まぁ、これで良いか…」程度ですので。
リアカメラ取り付け
「ドライブレコーダーなんてカメラ貼って配線するだけやん~」なんて考えていましたが、このリアカメラの配線は少々面倒でした(汗)

リアカメラは、リアガラスの内側に貼り付けます。
まずはリアワイパーなどが入っている内パネルを外します。ガッと引っ張れば外れます。

こんな感じ。
リアカメラを貼り付けて接続した配線を左右にある配線ダクトを通して車内に引き込みます。

運転席側へ向けて配線したかったので右側のゴム製のダクトを外してみましたが、入りそうにありません。

ということで右側より太い左側から通して運転席側へ配線していきます。

上下の形状は違いますが、ゴムブーツは引っ張ると外れます。
外したら内側の白い樹脂も外す必要があるので、4箇所の爪を精密ドライバーなどでズラしながら引っ張っていくと外れます。

外れました。反対側も同様に外します。


これでOKです。


次にドアゴムパッキンを上部だけ外しておきます。

ではリアカメラの配線を通していきます。※配線通しは必須です。
とまぁ、これがそれなりに大変でした(汗)なかなか通りません。
配線通しが仕事で使っている太めのサイズだったのもあると思います。細めのがあると便利だと思います。

ようやく貫通!


ビニテでケーブルを固定して慎重に引っ張っていき通線成功です。

カメラを貼り付けます。
まず仮で位置合わせ、熱線に当たらないかカメラレンズに熱線が掛からないか確認して位置を決めていきます。
貼付け面を脱脂し身長に貼ってください。粘着テープが非常に強力なので貼り直しがききません。

貼り付け完了。「バックカメラ側」のタグが目立って気になります…

外すのもアレなのでビニテで巻いておきました。

あとは他のケーブルと一緒に結束してしまいます。

あとは運転席側までケーブルを持っていきます。
配線通しで天井面を探っていましたがどうしても貫通しません。
仕方なく内パネルの隙間にグイグイ押し込んでいきました。
本体取り付け GPS・電源ケーブル配線

ヴォクシーの場合は純正ミラーの中央に合わせて取り付けるとカメラを収納していたら取り付けできませんでした。
なので目一杯広げて取り付けます。

付属の固定バンドです。

本体のフック受けに掛けておきます。上面に掛けておいたほうが良いでしょうね。

電源ケーブルはシガーソケットから取り出します。
ストレートタイプで結構デカイ(汗)12V→5Vの変換が必要なので大きくなるは仕方ないですが、シガーソケットに差し込んでも飛び出しが大きいので車種によっては注意が必要かもしれません。

ちなみに本体側の接続はL型です。

GPSケーブルは助手席側ダッシュボード上へ設置。
だいたいの車種はピラーカバーは引っ張れば外れます(思い切りと思いやりが大切ですが)
配線が2mなので足りるか確認して貼り付けてください。
あとはそれぞれの接続口に接続して完了となります。

ちなみに付属のマイクロSDは32GBでした。
気にしなければこのまま使っても良いのですが、せっかくなので大容量の耐久性があるタイプのSDへ交換しておきました。

ケンウッド DRV-EM4700 ドライブレコーダー┃映像確認

取り付け後の画像確認です。
映像を撮影なので実際とは違うので参考までに。
肉眼ではきれいに映っています。

田舎道ばかりで申し訳ありません(汗)
運転中はこんな感じ。
ルームミラーに慣れているので違和感ありますが、仕事で荷物をたくさん積み込んでミラーでは見えない状況でもこれなら問題ありません。

画面をタップすると、後方のみ→前後映像→前方のみと切り替わります。(数秒で後方のみに戻ります)
上下のドラッグで映したい角度へ調整可能です。
この日、運悪く(記事としては運良く!?)雨が振り暗くなって帰ってきたのでその画像がこちら。

ちょっとピンぼけしてて申し訳ありません。
リアカメラはリアガラスの内側に貼っているので仕方ないのですが、リアガラスに雨粒が掛かると見にくくなります。
雨天時は、リアワイパーをたまに使うなどする必要がありますね。
リアカメラの位置もワイパーに当たる場所への設置は必須です。

雨天時の夜は最悪です(泣)
何がなんだか分かりません…
リアガラスに貼り付けるタイプは全てこの状態になるのでしょうけど、雨天時の夜など事故が起きやすいシチュエーションにこの状態なのは少し考えようかもしれません。
それ以外では安心・安全なことしか今の所ありませんので概ね満足しています。
取り付け検討されている方の参考になれば幸いです!
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