経年劣化で車のヘッドライトが黄ばんでいたりくすんでいるのに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
最近では、たくさんもメーカからヘッドライトクリーナーが販売されています。
どのように施工するのか気になる方もいると思いますので、実際に使ってみました。
ヘッドライトクリーナーでどのくらい透明感を取り戻せるのか気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
車のヘッドライトはなぜ黄ばんでしまうのか
最近のヘッドライトは、ポリカーボネート製で表面がコーティングされています。
しかし、徐々にコーティングが剥がれ素材が紫外線に当たり変色してしまいます。
↓ 詳しくはこちらの記事で ↓
ヘッドライトの内部も劣化し変色はしますが、この変色した表面を除去してしまえばある程度の透明感を取り戻せるということになります。
その変色を取り除く製品がヘッドライトクリーナーになります。
ヘッドライトクリーナーをポチって使ってみる
今回、購入したのはプロスタッフ製の「ヘッドライトガチコート」です。
なぜコレにしたかと言うと、ズバリ「ネーミング」です(笑)
もちろん評価も高かったのですが、めっちゃ取れそうじゃないですか。
気合い入りまくりのネーミングについつい心を掴まれました。
ヘッドライトクリーナー 外観・内容物確認
では早速、外観と内容物の確認です。
この商品の外観はこちら。

気合が伝わります・・・。
そう、選んだもう1つの理由が、コーティングが12ヶ月持続することです。
黄ばみを除去して最後にコーティングが必要なのですが、専用のコーティングが長い期間持続するほうが楽だなぁと思ったのです。
裏面はこんな感じ。

ヘッドライトだけかと思ったら、テールランプやバイザーなどの未塗装樹脂にも使えるみたいです。
外箱で時間取っても仕方ないので内容物の確認にいきます。

ヘッドライトガチコート 内容物
- 下地クリーナー
- コート剤
- 手袋
- コート剤用クロス
- コート剤用ヘルパー
- ファイバークロス
- 取扱説明書


ヘッドライトクリーナー 使い方
内容物が確認できたので、早速作業に掛かっていきます。
作業としては難しくありませんが、それなりの重労働です。(いい汗流せます)
きちんと取扱説明書に沿って説明していまいます。
下地クリーナーの使い方

下地クリーナーの使い方
- きれいに洗車
- 下地クリーナーをマイクロファイバークロスに付けて磨く
- しっかり拭き取る
今回の検証する車は、私のセカンドカーである12年落ちのダイハツムーブです。

きれいに洗車しろと記載ありますが、時間の関係上で洗車できませんでしたのでしっかりと汚れを拭き取りました。
そして、磨くのは向かって右側のヘッドライトです。
反対側は、金属用研磨剤のピカールで磨いて違いを比較したいと思っています。
↓ ピカールで磨いた記事はこちら ↓
研磨前のヘッドライトの拡大がこちら。

なかなかの黄ばみ具合です。
違いが分かるように左右に境目を付けて半分だけ磨いてみます。


下地クリーナーをしっかりと振ってからマイクロファイバークロスへ塗布します。
ヘッドライトの周りに付着しないようにマスキングテープで養生しておくと良いでしょう。
あとは下地クリーナーを少しずつ追加していきながらひたすら磨きます。
磨く時のコツは円を描くのではなく、縦と横に一定方向で磨くと効果的に落とせるそうです。
磨いている途中のクロスを見てみると

しっかり拭いていたのですが、若干黄ばんだ汚れが取れているのが分かります。
これは期待できそうです!
大汗をかきながらひたすら磨き終われば、今度は研磨剤をきれいに拭き取ります。
そして磨き上げたヘッドライトがこちら。

左右の比較、分かりますか?
結構な透明感が戻ってきました。
上から見るとこんな感じ。

色合いが違いますね。
この調子で全体的に磨いていきます。
そして、磨き上がったのがこちら。

いい感じじゃないですか?
結構きれいに磨けました。
下地クリーナーの問題点
遠目からはきれいなのですが、細かいところを見ると磨ききれなかった箇所がちらほら。

しっかり磨いたのですが、若干くすみが取れません・・・。
試しに反対側で検証していたピカールを使って再度磨いてみました。

画像で分かりづらいかもしれませんが、若干くすみが取れました。
もしかしたら、市販品の研磨剤より若干ピカールの方が粗めなのかもしれません。
まぁ、結果オーライということで。
ピカールでの検証で反対側のヘッドライト磨きの時に小キズがたくさん付いている部分がありました。

この部分、根気強くピカールで磨いた後でこのくらいの状態です。
下地クリーナーでもどうしても取れません。
この場合は、耐水ペーパーで段階的に研磨していくしかないと思います。
専用のヘッドライトクリーナーだからといって、どんな状態の傷やくすみでも取れるわけではありません。
取れない場合は、耐水ペーパーなどの他の研磨剤を準備しましょう。
コート剤の使い方
磨き終わったら次は、紫外線などから保護するコート剤を塗布していきます。
使い方は、簡単で「塗るだけ」です。

コート剤の使い方
- ヘルパーにクロスを巻く
- コート剤を塗布する
- 一定方向に均等に塗る

小さな小瓶に入っているのがコート剤です。
ヘルパーというのは、均等に塗るためのクロスの土台みたいなものですね。
硬めのスポンジでした。


ヘルパーにクロスをクルクルと巻いていきます。


巻き終わったら、コート剤を塗布して塗っていきます。

塗布が完了したら、そのままの状態でしっかり乾かします。
最低でも2時間は自然乾燥して、雨などに掛からないようにしてください。

以上で完了です!
車のヘッドライトクリーナー使ってみた まとめ

作業的には、軽度の黄ばみであれば市販のクリーナーで落とせるのが分かりました。
しかし、重症な場合は他の研磨剤を使わないときれいには落とせないでしょう。
今回、運良く上の3点をまとめて購入していたので良かったです。
- 軽度の黄ばみであれば市販品だけでOK
- ヘッドライトクリーナーは、何でも落とせる訳ではない
- 耐水ペーパーなども一緒に準備しておくと良い
他にも洗車についての記事をいくつか書いています。
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