洗車好きという訳でもないのですが、プライベート用&仕事用として複数台の車を持っていると、気付けば毎週のようにホース片手に車をゴシゴシ…
まぁ、あまり苦じゃないし洗車ってビフォーアフターがはっきり分かるのでやり甲斐としてはありますよね。
そんな洗車の中でも結構厄介な作業。
「ガラスのウロコ取り」
どれだけ拭き上げても浮き出てくるあのブツブツ・ザラザラ・・・
皆さんも同じでしょうけど、今まで研磨剤たっぷりのウロコ落とし剤でガシガシ磨いてました。
息は上がるし両腕パンパンになるし「一石二鳥の筋トレ」と思えれば最高の作業でしょうが(笑) 複数台あると地獄でしかありません・・・
ってことで、今回は「簡単&最強なウロコ取り剤」というテーマでご紹介していきます!
簡単&最強 ウロコ取り【ガラス美人】
まずは洗車好きを悩ませているウロコ・水アカはコレですね↓
そこまで洗車をサボったつもりのないにいつの間にか復活してくるウロコたち。。
原因は洗車時の拭き残した水道水、ホコリや排気ガス混じりなどの雨など様々のようですが、日々の小さな汚れが積み重なって次第に立派に成長していく超面倒な存在。
ってことで、車を使う限りはウロコと付き合っていくしかなさそう。
そこで~
今回使ってみるのはコレ↑
イチネンケミカルズの「ガラス美人」っていうウロコ除去剤。
商品詳細はこちら↓
ガラス美人 商品説明
販売しているのは「株式会社イチネンケミカルズ」。
名前の通り、産業用の燃料添加剤や業務用の潤滑・防錆剤などなどケミカル剤を中心に開発・販売してるメーカ。
「クリンビュー」と聞けば「あ~ねぇ!」みたいになりますかね?
主な特徴はご覧の通り↑
水アカ・ウロコの除去には酸性が有効なのはご存知の方も多いはず。
研磨剤と酸性の溶剤でガッチリ落とそうって商品。
んで、この「ガラス美人」。かわいいネーミングしてるけど、本当に簡単にガラスが美しくなるんです!
それくらい結構強力なクリーナー。ってことは適当に使うと危険やトラブルの原因になります。
使用方法や注意事項を熟読して安全に使いましょう。あまく見るとマジ痛い目みますよ。
使い方さえしっかり守れば快適な洗車アイテムになります!
ガラス美人 注意事項
キャップを開閉すると液剤がピチャっと飛び散るのでご注意。
付属品として磨き用の不織布(2種類×各2枚)と取説。
- 基本的には車のガラス面のウロコ取りとして使えますが、特殊ミラーはNG。
- 酸性なので皮膚や衣類に付着しないように。(手袋などの保護具必須)
- ガラスに傷が付きやすいので汚れ具合に応じて不織布を使い分ける。
- 使用前は良く振って使う。
ガラス美人 使用方法
大前提ですが使用前はガラス面をしっかり洗い流し、砂やホコリがない状態にしましょう。
洗い流したら水分を拭き取ります。(←これ重要かも)
実際に施工してみて感じましたが、ガラス面が濡れている状態だと途端に除去力が落ちる印象でした。
だからといって、塗布した液剤は洗い流すまで乾かないようにしておく必要があるので、塗って放置は絶対にしないことが重要。
画像では分かりにくいけど、不織布は2種類付属。
不織布の端に「S」表示されているのがソフトタイプで、軽度のウロコ取りとフロントガラスに使います。
S未記載の不織布はハードタイプで、頑固なウロコを取る場合に使います。頑固か否かの判断は分からないのでまずはソフトタイプを使ってみて、どうしても落ちそうになければハードタイプを使う。くらいで良いかと。
取説には手作業の場合とサンダー(ポリッシャー)の場合の使い方が記載されてますが、手作業で十分キレイになづので、ポリッシャーは最終手段と思っておいたほうが良いかな。
注意事項で説明した手袋必須を完全に裏切ってきた素手作業は如何なものかと。。。
取説には「皮膚に付着させない」と記載されていたので、素手でも付着しない自信があるか取説に載ってるように特別な訓練を受けている方以外は手袋しましょう。
ガラス美人 実際に使ってみた
今回使っているのはイチネンケミカルズの「ガラス美人」↓
検証する実験台となるのはトヨタ タンク↑
選ばれた理由は簡単。
・所有している車の中で一番洗車をサボっている。
・もし万が一、何かしら失敗しても落ち込み方が少なく済む(といってもやらかすと凹みますが…)
※必ず換気の良い屋外で施工してください。
ウロコの付き具合は冒頭でお見せした通り。しっかり付着してます。
マスキングテープで区切り、右半分だけ施工してみます。
ちなみにガラス面はキレイに洗って拭き上げてます。
安心してください。ちゃんと手袋してますよ~。
付属の不織布は薄くてバイザーとの隙間などにも入りやすくて便利なのですが、液剤が浸透しちゃうので手袋しないと絶対に皮膚に付着します。 絶対に。
強酸性なんで下手したら火傷しますからね。
まずは液剤を付属の不織布のソフトタイプへ適量付けます。適量って? …適量です。。
とりあえずこのくらい付けてみました。
色はグレー。匂いはそこまでしない感じ。※危険なのでクンクン嗅がないように!!
この時点で不織布の裏面に液剤が染みてます…
変色や劣化の恐れがあるので、必要により周辺は養生してください。
今回は実験という名目なのでそのまま行きます。(実験でなくてもそのままやっちゃいますが)
塗布の方法としては磨くというより「まんべんなく塗り込む」って感じで施工してみました。ほとんど力は入れずタオルで水滴を拭き上げるような感じですかね。
研磨剤と思われる液剤が白く残りますが、乾かないように気をつけながら約1分間程度放置してからしっかり水で流します。
流している途中で分かるくらいウロコが落ちてます!
画像では見にくいですが肉眼でははっきりと違いが分かります。
お察しの通り、ひとりで「うわっ、マジか~」とテンション上がってます(笑)
こんな簡単にしっかり落とせると楽しくなっちゃいますね~
四角で囲んでとも思ったのですが、ここはあえての三角で。(どうでも良いですね)
うぇ~い!三角ぅ~!!
あ、失礼いいたしました(汗)
ここまで簡単に落ちると楽しくなりますよ。
で、他の箇所でもやってみましたが、塗布するときのガラス面は乾いている方が落ち方が良いです。
この日は雨で軒先で雨宿りしながら施工しましたが、施工面が濡れていると表面のコーティング剤などが落ちにくい印象でした。
おそらく研磨剤がいい感じに作用しないことが要因かと。
研磨剤で削りながら酸で溶かす。そりゃ落ちるでしょうね。
まとめ│ガラス美人は簡単&最強でした! …けど。。
今回は簡単にウロコが落ちる除去剤「ガラス美人」を使ってみました。
今までウロコ除去剤もたくさん使ってきましたが、酸性の溶剤を使ったものは初めてでしたので、こんなに簡単に落ちてしまい正直ビックリしています。
ただ、これだけ除去できるということはそれだけ強力な溶剤を使っている証拠とも言えます。
特に皮膚への付着、ガラスやボディーへ付着して流し忘れなどは要注意。
薬を服用するわけではないですが、用法用量を正しく守り安全に使えばとても便利なクリーナーなんです。
ウロコ取りのたびにゴシゴシするのは疲れた… 磨いても落ちない頑固なウロコをなんとかしたい… なんて方は試してみる価値はあるかもしれません。
ちょっと用途外で自己責任の範疇で使うならハイトレール↓
目的は同じでも使用箇所が違うウロコ除去剤↓ 窓ガラスには使えないかな?
↑更新。 窓ガラスに使っちゃいました!↓
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