ボンネットダンパーを取り付けて約1年弱が経ちました。
取り付けてしばらくは、ス~っと開くことに「お~楽ちん!かっこいい!!」なんて思っていましたが、慣れというもの怖いもので今では当たり前で感動はありません…(当然ですが)
ただボンネットダンパー付けて慣れてしまうと他の付いていない車のボンネット開閉がまぁ面倒(汗)ラクを覚えてしまった良くないパターンかもしれません。
なので、安価ながら特に大きなトラブルなく使ってますので十分満足しており、商品としてはコスパ含めて良い商品かと思います。試しに付けて良ければそのまま継続…ってのはアリかと。
ちなみに以前購入・取り付けしたのはこちら。↓
↓商品詳細や取り付けに関してはこちらの記事↓
こんな無名というか安価な(すみません…)パーツもありますが、同じ機能なのに有名メーカさんの商品は結構なお値段がしますよね。
今回は両者は何が違うか比較してみたいと思います!
決してネタ切れではありません。決して…
安価ボンネットダンパーの不満点

過去画像の使いまわしで恐縮ですが、今まで取り付けていたのはこちらのボンネットダンパーです。
今まで大きな不具合もなく、使えてますので正直不満はありません。強いて言えばのの不満点です。
- 支持金具の強度不足
- 固定部のサビ
- 見た目のかっこよさ
支持金具の強度不足

今までのボンネットダンパーです。
青カーボンなどのカラーもありましたが、純正っぽさを狙ってあえての黒。1番安かったし(笑)
取付時から気になっていた強度不足な感じの金具はボンネット側の支持金具です。

この部分。
ボンネットを開閉するときに1番力が掛かる場所です。それがこの部分です。
L型なので尚更ボンネット側の金具には力が掛かっている気がします。しかも可動する根元なのに固定している金具のボルトは1箇所のみ。両側凹凸があるので良いということでしょうがボルト緩みなどあったりしたら回ってしまう可能性もあります。
閉める時にはダンパーがボンネットの重みをしっかり受け止めてくれるのでやはりそれなりの力が掛かります。特に閉めようとする「最初のひと押し」は金具が軽くしなります。
大切な愛車ですので、優しく力を掛けていきますので変形などのトラブルはありませんがダンパーが動くまでが1番力が掛かるので毎回気にしながら閉めているのは事実です。
固定部のサビ

こちらはエンジンルーム側の固定部です。
ワッシャ部がサビているのが分かりますか?これ固定している上の金具からのもらいサビです。(おそらくワッシャはステンレス製)
しかも数ヶ月前にサビを発見して、サビ落とし→防錆塗料で補修した後でもこの状態です。
車の構造上、エンジンルームの両サイドって直接雨は掛からないものの雨水は入りますし、この部分って水が溜まりやすい構造なんですよね。特にワッシャと固定ネジの隙間って最後の最後まで乾かない(=濡れっぱなし)場所なので、鉄なら当然サビます。
ボンネットダンパーが両側付いているから重みは半分ずつとはいえ、ボンネットを持ち上げている間は荷重はしっかりココにかかっていることになります。
よほど放置しないとアレだと思いますが、サビでネジ部が腐って断裂したら…ボンネットギロチンが落ちてきます(汗)
ってことで定期的な点検とメンテナンスは必須と思います。
見た目のかっこよさ

これは自己満足・考え方次第ではあると思いますが、純正感を出しすぎて見慣れると自分の中では「純正」になってしまいました(笑)
ド派手とまではいかなくても同シリーズで青カーボン柄などもあったのでそれでも良かったかなと。
後悔はしてませんが味気ないというか物足りないというか。。。
エンジンルーム内をイジればイジるほど存在が薄れていくのです。
以上の3点くらいは強いて言えばの不満点です。
トラスト製GReddy エンジンフードリフター┃開封・内容物確認
ってことで今回、被りながらも購入したのは「トラスト製GReddy エンジンフードリフター」です。

長いので横向きで失礼します・・
取り付けていたボンネットダンパーの3倍以上の価格です(汗)
付けてたのが激安だったのか、はたまたこっちが超高級品なのかも分かりません。。。
早速開封・内容物を見ていきます。

過去購入したボンネットダンパーと似たようなパッケージです。
コレが主流なのでしょうか。

通称:ボンネットダンパー。
正式な商品名は「エンジンフードリフター」と言います。
開封していきます。

ダンパー本体です。
2個の固いスポンジで固定されています。

正直、構造は今までのダンパーと全く同じです。

見ただけで取り付け方が分かるくらいに同じです。パクられたってこと?

違いと言えばこの部分。リアルカーボン仕上げです。かっこいい。
トラスト製はカラーバリエーションなどはなく、この黒カーボン一択です。
続いて金具や付属品関係です。

ここで大きな違いが!
エンジンフード側の金具が大きく丈夫そうです。

金具の厚みも結構厚いです。安心感が違う!!

他金具・ボルト類です。
開封して早速気になっていた「サビ問題」。ただの鉄ならあの不安は解消されないことになります(汗)
と、簡単に分かる方法として磁石を近づけてみたら・・・見事に全部くっつきました(泣)
一瞬ガックリきましたが、ステンレス製でも磁石に付くものもあるのでサビ断定とは言えません。この問題は経過観察として追々報告します。

それと過去ダンパーには付属されていなかったこれ。グリスだそう。
可動部の潤滑用です。この辺の配慮が価格差にも出てるのかな。

もちろん取説もあります。過去ダンパーにも分かりやすく説明された取説が付いてますのでご安心ください。
取説の端に付いていたのは

GReddyの転写式のステッカー2式です!
良いっすね~かっこいい。最後に好きなとこへ貼りなってことですね。
付属品関係は以上になります。
続いて取り付け(付いてるダンパーと交換)作業に入ります。
トラスト製GReddy エンジンフードリフター┃取り付け
今回は純正からの取り付けではないので付いているダンパーを外す作業から入ります。
取り付けの逆順で外していきます。取り付けに関しては過去記事参照で。
ボンネットを押さえながら作業する箇所があるくらいで難しくはないのでご安心を。

外しました。トラスト製と比較。きちんと納めるため当然ですが長さも同じ。
ただやっぱりカーボン製は良いですね。高級感あります。

太さは若干違います。トラスト製が少し太い。
カーボンの樹脂を巻いてる感じです。中身は同じようなダンパー使ってる感はあります。
軸?ロッド?の太さは同じくらいです。
ボンネット側の取り付け

ボンネット側の固定金具を取り付けていきます。
「R」と「L」の表示は運転席側(進行方向って言いますかね)からみて右と左です。取説見れば分かります。

金具に付いてる丸いポッチが下にあるのが正解です。
取り付けていたダンパーは1箇所しか外さなくて良かったのですが、今回はボンネットを支持している2本とも外す必要があります。
おそらく何も考えず2本とも外すとボンネットがガコーンと落ちて最悪反対側のサポートが変形します。なのでまず1本外して上画像のように仮付けしてボンネットを抱えながら2本目も取り付けるのが安全です。
(2本とも固定した写真を撮り忘れてました…すみません)

外れ止め用のクリップが付いてますので一旦外します。

黒で見にくいですが、クリップは内部を貫通して固定され外れ防止になります。

可動部の潤滑用のグリスです。少なく見えますが十分な量が入ってます。
付属の綿棒で適量取り、ヌリヌリしてください。この辺も付属されているのはさすがです。

もともとグリスは塗られているようです。一応、取説通り追いグリスしておきました。

そしたらはめ込みます。
気持ちいいように「カチッ」と入ります。

このままでは外れてしまいますので、先ほどのクリップを戻していきます。
先にクリップのストレート部を差し込みます。荷重が掛かってたら入れにくいのでボンネットを少し持ち上げながらだと入れやすいと思います。

キレイに入ったことを確認したらクリップの輪っか部をクルッと回して根元に固定します。
これでボンネット側は完了。
エンジンルーム側の取り付け

エンジンルーム側の金具は上画像の1箇所です。まずはボルトを外します。

てるてる坊主みたいなボルトとワッシャを固定します。
ソケットサイズは10mmですが、てるてる坊主が邪魔して通常のソケットだと入らないかもしれません。(手持ちの通常ソケットでは届きませんでした)

ディープタイプなら入りました。スパナやメガネでコツコツ締めてもOKです。

こんな感じ。
ボルトとワッシャ部が削れて傷が入ってます。ここからサビませんように・・・

ロッドの先端はネジ式なので取り付けておきます。

あとはボンネット側と同じように、グリス塗ってはめ込んでクリップ固定で完了です。

反対側も同じ要領で交換していきます。こちらはビフォー。

んで、アフター。

引いたらこんな感じ。基本簡単なうえ2回目の作業になりますので15分程度で両方終わりました。
開閉確認
両方とも取り付けしたら開閉確認をします。
今回、ボンネット固定部分を2本とも外してしまっているのでズレがでました。

ボンネットとサイドパネルのライン。拡大すると…

3mm程度のズレ。

平行に隙間が開くはずが、右側の隙間が広い。
緩めたときに重みで下がったのでしょう。再度、ボンネットを開けて根元のボルトを緩めて調整。

頑張って調整してこれくらい。まぁ許容範囲ということで(汗)
2箇所で固定すると強度が上がる一方、このような調整も必要になってきますの開閉と隙間チェックをお忘れなく。
GReddyステッカー貼り付け

付属のステッカーを貼り付けます。
これはお好みで。取説にも記載ありませんでした。
転写シートになってますので、文字だけが残るタイプですね。
いつもはこの手のステッカー(TEINやCUSCOなどもありますが)は貼らない派なのですが、何故か無性に貼りたくなったので貼ってみます。

剥離紙を剥がすと文字だけが残ります。これをお好みの場所へ貼ります。

ボンネットを開けて1番見える場所と思いココにしました。
脱脂してそのままペタッと貼りしっかり押さえます。

あとはゆっくりと透明のシートを剥がすと文字だけが残ります。
後から知ったのですが、トラストのホームページでは中央の外向きに貼ってました。
参考までに。
余談ですが、自作のオリジナルステッカーを貼るのも面白いかもとか。
以上で全ての作業が完了しました!
安価ボンネットダンパーとの比較結果は?
っとまぁ、付けていて不具合もないものを取外して別のを付けるなんてあまりしないと思いますが、結局そこまでして良かったのかってことです。
- 固定箇所が増えて金具の強度が増したおかげで、安心して開閉できる
- 見た目がかっこいい
ダンパーの動きも同じではなく、開けて最後止まるまでのスピードは交換前の安価品のほうがスムーズというか早いです。
逆に今回のトラスト製は、最初に紹介しました動画を見ていただけたら分かりますが、最後がジワジワゆーっくり開けきる感じと言ったら良いでしょうか。
決してそれが悪いとは言ってませんが、それだけ余裕がある力のダンパーを使っているのかもしれません。
あとは何と言っても「GReddy」というブランド感でしょうか(笑)これ大事な人は大事ですよね。
エンジンルームを開けないと分からないこだわり感が強いパーツではありますが、デメリットは「価格」だけですので、安心感とブランド力が価格相応に感じるなら「買い」かと思います。
↓安心・安定のトラスト GReddy製はこちら↓
↓コスパ重視!見せる場所でもないし~!って方はこちら↓
↓トラスト GReddy製といえばリアウイングも付けてました↓
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