スイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムを計画していく中で、パワーアップばかりに気が行きがちですが、並行して「剛性UP」ということも考えていきたいところ。
初めて乗った時点で他車より剛性があると分かるほどのボディーを持っているスイスポですが、やはり弱点や純正の限界というところも仕方ありません。
そこで今回は、この手のアイテムが気になっている方には有名なパーツ「ドアスタビライザー」と取り付けていきます。
商品紹介&開封
今回購入したのは「AISIN(アイシン) ドアスタビライザー DST-001」です。
現在は後継品に変更されているようです↑
そもそもこの「ドアスタビライザー」とはどんなものか?ってことですが、メーカ曰く
ドアのストライカー部分の隙にスペーサーを入れ、
隙間を埋めることでステアリング操作時の車両の応答遅れを低減し
クイックなレスポンスに仕上がります
スライディング機構を持たせている為、隙間をゼロに自動調整します。
引用元:アイシン公式サイト
とのこと。
要は、ドアと本体にある隙間を埋めて車体の剛性を上げてステアリング操作性がリニアに動いてスポーティーになるそうです。
半信半疑とはこのことで、ドアとの隙間を埋めただけでボディー剛性が上がる??と疑ってかかっていましたが、商品レビューは軒並み高評価でかつ、純正品も作っているAISIN製となると気になって仕方なく購入に至りました汗
画像の通り、購入したのは2setです。1箱にドア2枚分入っていますのでフロントとリアの計4枚分に取り付ける場合は、2set購入が必要。
どうでも良いですが、外箱はこんな感じ。
最近、海外製の安い製品ばかり買っていたのでメイド・イン・ジャパンって感じのパッケージに安心感が生まれます!
開け方が独特で少々戸惑いました(汗)
早速、開封していきます。
こちらが内容物一式。
ボディー側にフック受け?(ストライカーというそうです)を取り付けドア側にも左の金具と上の黒いカバーを取り付けます。
ボディー側には純正品を外してこちらを取り付けます。
カッコよい!!ドレスアップとしても良い印象。
ドア側にはこちら(プレートベース)を取り付けて、黒いカバー(プレート)を被せます。
樹脂っぽく見てますが、黒塗装した金具。
全体の裏面がこちら。
ストライカー側は、表面のカバーをズラすとネジ穴が出てきます。んで、バネになっていて離すと戻ります。ここがスライドしてドアと密着させるみたい。
あとは親切に書かれた取説です。両面印刷で日本語と英語表記でした。
取説にも記載がありますが、ストライカー側には専用のビスが必要で別途購入するようにとのこと。
「純正ビスでも取り付くよ~」的なコメントもありましたが、外れたり不具合あっても困るので同時にこちらも購入しておきました。
※こちらもドア4枚分なら2set購入が必要です。
ストライカー側の取り付け用なので、ドア1枚あたり2本のビスとなります。
ネジ部には回り止めが塗布されています。
日本の有名メーカ製なので仕方ないですが、本体もネジもまぁまぁ強気のお値段…
4枚ドアだと2倍なので一瞬気が引けますね(汗)
お財布と相談して、フロント変えて効果あったらリアも…みたいな方法もアリかもしれません。
気を取り直して取り付けに入ります。
取り付け方法(ストライカー側)
まずはストライカーを取り付けるため、純正品を外します。
見ての通り、ネジはトルクスになっておりT30とT40が必要になります。
さすがに仕事でもトルクスを使う機会がなかったので持っておらず購入することに。。。
今後使う機会があるのだろうか…
などと考えながら外します。
ストライカー側がT40ですが、まぁ結構な固さで締まっています。
経験上、ラチェットなど手で緩めると舐めてしまい最悪の場合外せなくなりそうなので、インパクトの18Vでダダダッと緩めることに。しかも目一杯押さえながらがポイント。
↓インパクト?って方は、こちらにまとめてます↓
インパクトのおかげで難なく外せました!文明の利器、最高。
外せたら専用のビスでストライカーを取り付けていきます。
っと、その前に。
取外した純正ビスとメーカが推奨する高級ビスの形状比較を。
う~ん、違うっちゃ違うけど…純正でも良さそうなそうでもないような…
回り止めが付いてるし、若干長いし、推奨されてるし…色々考えず取り付けます。
ストライカーのカバーをズラしてこんな感じにしたままビスを締めていきます。手を離すとスライドして戻ってしまうので少々閉めづらい。。。
こういう作業あるあるが、最初は「あ~もう!」みないになっちゃいますが最後の4枚目になる頃にはコツを掴んでサクッとできてしまいます(笑)
※締め込みにはトルクの規定があります。ストライカー側は23N・mです。
トルクレンチは仕事でも使うので何種類かあり、一番小さい物で締めました。
↓トルクレンチ?って方はこちらを参考に↓
これでストライカー側の取り付けは完了。
続いてドア側の取り付けです。
取り付け方法(ドア側)
ドア側の取り付け。
ドア側には、プレートベースとプレートを取り付けます。
3箇所あるビスの内、2箇所を外します。
この2箇所。
ビスは、トルクスのT30で流用しますので捨てないように。
こちらはそこま固くは締まってませんのでご安心ください。
外しました。
同じビスを使って、プレートベースを取り付けます。
こんな感じで仮付けします。
こちらもトルク指定がありますのでご注意!
5N・m。
締め込みが完了したら、プレートを上下に取り付けます。
プレートベースに爪のような部分があり、そこにスライドして入れるイメージ。
最後に「カチッ」とまではありませんが、しっかり入り込んだ感覚はあります。
取り付けには向きがありますのでご注意ください。と言っても刺さる方向にしか入りません。
上下ともプレートを取り付けたら完成。
リアも手順、使う工具ともに同じです。
サクッと付けちゃいましょう。
取り付け後、何度かドアを開閉して問題ないか確認。
若干ではありますが、ドアが閉まる音がワントーン低くなった気がしますね。しっかり密着している証拠かもしれません。
効果のほどは?
さてさて、取り付けが完了して早速試運転~。
効果のほどは…
- コーナリング時にハンドルを切ると車体がクイックについて来る
- 直進性が向上して安定している
- ハンドル切った瞬間のタイムラグがない
- (若干だが)ロードノイズが減った気がする
と、効果ありの結果も体感できたので満足です!
ということで、今回取り付けたのは「AISIN(アイシン) ドアスタビライザー DST-001」でした!
↓この他に補強パーツとしてタワーバーも取り付けています↓
↓今まで取り付けたスイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムまとめはこちら↓
コメント