自作PCは完成されたPCと違い、使いたい用途に合わせて自分でパーツ構成を考えることから始まります。
慣れてしまえばそこまでないのかもしれませんが、自作PC初心者からすると「どのパーツ選べば良いか分からんし…」ってことになるでしょう。自分もそうです(笑)
今回初めて全てのパーツを選定・購入し、自作PCを動作できるまで完成させることができたのでそれぞれのパーツの紹介から組み立て手順、OSインストールなどまで備忘録も兼ねてまとめていきます。
っということで「1度だけ自作PCを組み立てたことがある人」なのでそこまで難しいことは分かりませんし、書いている以上の情報も持ってません(汗)ただ、このくらいのレベルだからこそ伝えることがあるのではないかと思ってます!(強引…)
本記事は「CPU」について。
早速説明していきます。
【自作PC】CPUについて│CPUって?
CPUとは、「Central Processing Unit」の略で和訳すると「中央演算処理装置」という意味になります。
人間で例えると頭脳の役目をするパーツ。何をするにしてもこのCPUが処理をすることでPCが成り立っているパーツの中でも肝となる部分です。
メーカーとしては2社で「intel」と「AMD」。
CPUの有名所と言えば、intelは「Core iシリーズ」。AMDは「Ryzenシリーズ」になります。
どっちが良いって訳ではないのですが、それぞれの特徴としては
主な特徴
- シングルコア(1つの作業)の作業に強い
- GPU(グラフィック)も兼ねて性能を発揮できる
代表的な用途
- ゲーム
- ソフトの起動
主な特徴
- マルチコアで複数の作業に強い
- 消費電力は低め
代表的な用途
- 複数のソフトを同時に起動させる
- 動画の編集や画像処理
今回自作するPCは仕事で使うもので、高負荷なソフトを集中して使うのではなく一般的なアプリ(ExcelやPDF、ブラウザなど)を多数起動さえて快適に使うのが目的。
ということで実際の用途から見てもRyzenシリーズが向いているようなので「AMD Ryzen7 5800X」を購入。
【自作PC】CPUについて│Ryzen7 5800X 仕様
Ryzen7 5800Xの基本仕様はこちら
- メーカー:AMD
- コア数:8コア
- スレッド数:16スレッド
- 定格クロック:3.8GHz
- 最大クロック:4.7GHz
- L3キャッシュ:32MB
- 対応メモリ:DDR4-3200
- CPUクーラー:付属なし
- PCI-Express:Gen 4
初心者向けの説明になりますが、それぞれの説明を簡単に。
AMDはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices)の略でアメリカの半導体企業。
1975年にintelとセカンドソース契約を締結。がその後intelと色々もめた経緯あり。ってなことでAMDとintelの二分された形となっているみたい。
処理作業をするCPUの中核になる部分。
現在はマルチコアプロセッサー(CPUの中に複数のコアを搭載)が主流で、多くの処理を並行して処理することが可能。
コアの中で同時に処理ができる作業単位。
8コア16スレッドだと、1つのコアで2つの作業ができることになる。
周波数とも言われCPUが処理をするときに発する信号の速度で「Hz(ヘルツ)」と表記。
クロック数が高いと処理速度は速くなるし、クロック数が低いと遅くなる。
CPU内にあるメモリがあり処理をする頻度が高いデータを一時的に保存しておく容量。
選定時にはあまり気にしなくて良い。
動作可能なメモリタイプ。
詳細はメモリの記事にまとめますが、メモリ選定の際はこの「DDR4-3200」のメモリを購入することになる。
発熱するCPUを冷却するための装置。
CPUによっては付属されているのものあるが今回のCPUは付属されていないので別途CPUクーラーを購入する必要がある。
「Peripheral Component Interconnect-Express」の略で「PCIe」と表記される場合もある。
高速データ通信のシリアル転送方式で拡張インターフェース接続規格。
末尾の数字は世代を表し最新は6.0(Gen6)。
Ryzen7 5800Xは、Ryzen7の中では最上位のクラスのCPUです。
費用に余裕があれば更に上の「Ryzen9シリーズ」がありますが、まぁ高いです(汗)
今回選定したポイントはコアやスレッド数のそうですが、クロック数が高めのものとして選択しました。
【自作PC】CPUについて│Ryzen7 5800X 開封
開封と言ってもCPUなので特に見るところはないですが(汗)

外箱です。
パッケージデザインはintelのCoreIシリーズより好きです。どうでもいいですが…
にしても異常に軽い。

型式確認。間違いなし。

側面から顔出してます。
早速開封。

「えっ!?」ってまぁそうですよね。
このCPUはCPUクーラーは付属されないので中身はCPUのみ。なのに箱サイズは同じなのでスカスカ。
CPUクーラーが付属されるタイプはココに同梱されます。

内容量はこのスペースに詰め込まれてます。このサイズの箱でも良い気もしますが…

CPUとPCケースなどに貼るRyzenシール。

マザーボードとの接続部には無数の針のような接続ピンが付いてます。
当然ですがこのピンが1つでも折れたりすると動作不良になるので、CPUを取り付けるまではこのケースから出さない方が無難です。値段が値段なので触って何かあったらって考えただけでゾッとします(汗)

あとは取説的なやつ。
内容物は以上。
【自作PC】CPUについて│Ryzen7 5800X まとめ
正直、初めてCPUってものを買ったので結構テンション上がりますね(笑)
自作PCでも組まない限りこの買物はほぼすることないでしょう。
このようなパーツを「買って」「触って」「眺める」ことができるのも自作PCの面白いところだと思います。
実際に購入したパーツの組み立て手順についてはこちら↓
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