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【全て自分で】洗車おすすめのやり方まとめ│手順が分かれば難しくありません

洗車 メンテナンス

私は会社の車も合わせると4台の車を持っています。

定期的に行うのがメンテナンスと洗車です。さすがにメンテナンスはプロに任せる方が安心ですが、洗車はやり方さえ理解すれば自分でできます。

この記事では、ポイントを押さえながら正しい洗車・コーティングのやり方を解説し、車をきれいにする方法全てをご紹介します。

洗車の必要性とは?

洗車をするのは見た目をきれいにするためだけではありません。何もせず放っておくと大変なことになりますので注意してください。

車の塗装技術は日々進化しており性能は上がったとはいえ、常に雨風や直射日光にさらされている訳ですから、何もしないで長持ちするはずがありません。

特に海沿いにお住まいの方は潮風、雪道を利用される方は凍結防止剤などは多量の塩分を含んでいますので、放っておくとサビの原因になります。

鳥のフンや虫の死骸なども塗装面に悪影響を与えるので、見つけた場合はなるべく早い段階で洗い流すようにしてください。

また、鉄工所や線路沿いなどによく止めている方は鉄粉の付着も注意が必要です。鉄粉は塗装面で固着しサビになりますので、洗車だけでは除去することができません。

このように、大切な愛車を守るためには定期的な洗車がとても大切です。

自分でできる手洗い洗車のやり方

自分でできる手洗い洗車のやり方

ガソリンスタンドなどにある洗車機は、非常に便利ではありますが一気に洗い上げていくためどうしても小キズが付いてしまいますし、洗い残しがでてしまいます。

やはり洗車でのダメージを最小限にするためにも手洗い洗車がおすすめです。

手洗い洗車を順を追って説明していきます。

最低限洗車に必要な道具に関しては、こちらにまとめています。今から買い揃えたい方はぜひチェックしてみてください。

洗車をする環境

「今日は洗車日和だなぁ」と晴天の日中に洗車したら気持ちが良いのですが、直射日光が当たったボディーは非常に高温になっています。

この状態で水やカーシャンプーを使うと流しきる前に乾いてしまい、シミなどの原因になってしまいます。

洗車をするならボディーが十分冷えている早朝や夕方がベストですが、洗車場で屋根付きのところがあるなら日中でも良いかもしれません。

手洗い洗車のやり方 水で流す

すぐに洗いたくなりますが、まずはホースを使い水で流していきます。

ホコリや砂などを水の勢いを使い流していきます。きれいに流さず洗い始めると砂などで塗装面を傷付けることになりますので注意してください。

流し方は上から順に流し落とすようにしてください。ドアの隙間やタイヤ周りなどは水圧を掛けて念入りに流してください。

手洗い洗車のやり方 カーシャンプーで洗う

まんべんなく流し終わりましたら、洗う準備に入ります。

水で流して取り切れなかったホコリや油・ピッチ・タール汚れなどが付着していますので、カーシャンプーで洗います。

たまに家庭用の中性洗剤などを使う方がいますが、泡立ちや洗浄力を考えるとやはり専用に開発されたカーシャンプーを使うのがおすすめです。

最近では、塗装面にも優しい商品も多数出ていますので専用のものを使いましょう。

用途や特徴に合わせてこちらにまとめています。

カーシャンプーの使い方

カーシャンプーの使い方ですが、スポンジに直接付けてはいけません。

ホコリなどを包み込んで汚れを落とすために、きめ細かい泡を作る必要があります。

洗車は「泡で洗う」が鉄則です。

きめ細かい泡を作るには、空のバケツにシャンプーを必要量入れ、強い水圧でバケツの中に円を描くように入れていくときれいな泡ができます。

スポンジで洗う

たっぷりの泡ができたら、スポンジに泡をボディーにのせていきます。

洗う順番も水で流したときと同様に上から順に洗っていきます。このとき泡を切らさないように注意してください。

洗う方向は、一方向に動かします。車を走らせたときに風が流れる方向へ動かすと良いでしょう。

よく円を描くように洗われる方がいますが、小キズが目立ち洗いムラが出てしまうのでおすすめできません。

また、スポンジは最低2つは用意しておきましょう。

1つは、ボディー用でもう1つはタイヤ周り用です。タイヤ周りには砂や泥が多く、そのままボディーを洗うと付着した汚れで塗装面を傷付ける危険があるためです。

万が一洗車中にスポンジを落としてしまった場合、しっかりと砂などを落としてください。

・たっぷりの泡で一方向に動かして優しく洗う。

・スポンジを使い分け付着した汚れに注意する。

シャンプーを水で流す

洗い終わったら泡を流していきます。流す場合も上から順に流していきますが、先にタイヤ周りから流しておくと泥などが跳ねなくて良いでしょう。

このとき、洗い残しがないか確認しながら流すようにしましょう。泡が流しにくい隙間などに泡が残らないように注意してください。

拭き上げ

しっかりと流し終わったら拭き上げにかかります。

シャンプーで洗ったときと同様にタオルもボディーとタイヤ周りを分けるために最低2枚用意しましょう。

拭き上げは、できるだけ力を入れず洗ったときと同じように一方向へ拭いていきます。タオルは汚れてきたらこまめに洗って使うようにしてください。

自分でできるコーティングのやり方

自分でできるコーティングのやり方

きれいに洗車ができましたので、輝きを維持するためにコーティングを行います。

コーティングとは?

コーティングとは、塗装面に保護膜を形成し汚れなどから守ることになります。

コーティングをすることで、直接塗装面に汚れが付着することなくボディーを保護することができ輝きをプラスすることができます。

また、塗装面に直接汚れがこびり付かないため、汚れが落ちやすくなりますので次の洗車時が簡単に汚れが落ちるようになります。

コーティング剤の種類と特徴

コーティングと言っても種類が様々存在します。

自分でできるコーティングには、大きく3つに分類され「油脂系」「樹脂系」「ガラス系」になります。

それぞれの違いについて簡単に表でまとめています。

コーティングの種類と特徴

種類メリットデメリット 効果持続期間 

油脂系
安価耐久性がない約1ヶ月

樹脂系
油脂系より耐久性あり傷からの保護は弱い約3ヶ月

 ガラス系 
耐久性があり傷からの
保護にも強い
3種類で1番高価約6ヶ月~1年

表を見ての通り、上から順に価格は上がりますが性能や効果持続期間が良いのはガラス系で現在1番主流のコーティングになります。

また、雨の日の水のはじき方にも2種類のタイプがあり「撥水タイプ」「親水タイプ」に分かれます。

水のはじき方の違い

種類特徴メリットデメリット

撥水タイプ
水玉がコロコロと
転がり落ちる
ツヤが良く水弾きで
効果が確認できる
水滴が残りウォーター
スポットができやすい

親水タイプ
水がボディーを
伝って流れる
水滴が残りにくいので
ウォータースポット
などが付きにくい
水玉ができないので
効果を確認しにくい

コーティングが目で見て実感できるのは撥水タイプなのですが、ウォータースポットが付きやすいデメリットがありますので、基本屋外に駐車される方は水玉になりにくい親水タイプがおすすめです。

このようにコーティング剤には多種多様なものがありますので、それぞれの違いごとにまとめたこちらをチェックしてみてください。

コーティング前の下処理 鉄粉とりと水アカとり

鉄粉とり

洗車が終わり濡れた状態で塗装面を触ってみてください。ザラザラとした感触があれば、鉄粉が付着している可能性があります。

鉄粉は、ブレーキダストなどにも含まれ、特に電車の線路沿いや鉄工所の付近などは付着している可能性は高いです。

しかも鉄粉は、塗装面に付着しているだけでなく、放置しておくと塗装面に固着していまうため洗車をしてくらいでは取り除くことができません。

更に放っておくと鉄粉が酸化しサビとなり塗装面が茶色に変色してきます。

鉄粉が付着したボディー
鉄粉を放置したボディー

コーティング前にこの鉄粉を除去しておかないと、コーティングの内側に鉄粉が残ったままになるので効果は期待できません。

鉄粉を除去するための製品は色々出ていますので詳しくはこちらをご覧下さい。

水垢とり

しっかり洗車したつもりでも、ドアノブやドアミラーの下にうっすらと黒いスジが残っているのは水垢です。

水垢が付着したボディー
ドアミラー下の水アカ

水垢も鉄粉と同様に塗装面の上に汚れが付着した状態なので、その上からコーティングする訳にはいきません。

特に白いボディーは、どうしても黒いスジが目立ってしまいますのでカーシャンプーと一緒に持っておくことをオススメします。

水垢除去に特化したカーシャンプーもありますので、ぜひチェックしてください。

コーティングのやり方

下地処理も済ませたらいよいよコーティングのやり方です。

といっても、そんなに難しいものではりません。

一般的なコーティングだと、濡れた状態のボディーにコーティング剤を吹き付けて付属(無ければ用意した)マイクロファイバークロスで拭き上げていくだけです。

コーティング剤の施工は、部分的(約50cm四方)ごとに塗布し拭き上げてください。

広範囲に塗布してしまうと、拭き上げる前に乾いてしまいシミやムラの原因になります。

ボディー以外のお手入れ

ボディー以外のお手入れ

ボディーは完璧にきれいになりました。

次はボディー以外のお手入れについて触れておきたいと思います。

タイヤクリーナー(ワックス)・ホイールクリーナー

まずは足回りです。

タイヤクリーナーは、タイヤを紫外線から守り美しいツヤを与えるもので洗車後の足回りをグッと引き締めてくれます。

ホイールクリーナーは、ホイールに溜まって落としにくい汚れやブレーキダストをスプレーするだけできれいにしてくれるクリーナーです。

タイヤクリーナー・ホイールクリーナーについては、こちらにまとめています。

ガラスクリーナー・ガラス撥水材

きれいな視界を保つのは、見た目もですが安全面でも非常に大切です。

油膜やウロコ取りできれいな下地処理をして、撥水処理をすれば快適な視界を確保することができます。

また外面だけでなく、内面も意外と汚れています。各社から手軽に拭き上げできるシートタイプなどもありますのでお試しください。

ガラスクリーナー・ガラス撥水材についてはこちらを参考にしてください。

研磨剤(キズ消し・ヘッドライト磨き)

気にしていても付いてしまう小キズ。

浅い傷であれば研磨剤で消すことができます。洗車などでどうしてもできてしまう磨きキズにも効果がありますので、コーティングの下地処理として持っておくと良いでしょう。

また、経年劣化で黄色くくすんでしまうヘッドライト。

ヘッドライトの黄ばみ・曇りも研磨剤を使えば、新車のときの輝きと透明感を取り戻すことができます。

車内清掃

外がきれいになれば車内も掃除したいもの。車内も意外と汚れていると長時間のドライブも苦痛になってしまいます。

手垢や食べこぼし、足元の砂・泥もきれいにすればスッキリしますよね。

用途に合わせておすすめをまとめています。快適な車内空間を取り戻してください。

自分で洗車するのにあったら便利な道具

自分で洗車するのにあったら便利な道具

これまでにご紹介した道具があれば洗車はできますが、あると便利な道具たちがあります。

必須ではないですが、あると便利で洗車も楽になるものをまとめてご紹介します。

必要に合わせてピックアップしてみてください。

自分でできる手洗い洗車など まとめ

基本的な洗車の方法が分かって道具が揃っていれば、いつでも何台でも自分できれいにできます。

特に、複数台持っておられる方は尚更メリットがあります。

洗車は、大切な愛車を末長く大切にする基本です。

野ざらしで放っておかないで、たまにはしっかりと可愛がってあげてくださいね!

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