今回取り付けるのは、車イジり好きなら気になるパーツであろう「ボンネットダンパー」です。
車のボンネットを開けたままにするために一般的な車であれば、ボンネット内部にある「つっかえ棒」を穴に刺して固定しますよね。
その「つっかえ棒」を使わずに油圧ダンパーでボンネットを開いた状態のままにしてくれるという、便利かつカッコいいアイテムになります!
ご存知の方もおられるかと思いますが、このボネットダンパーは高級車や外国車には純正で付いていたりします。それをスイスポにも取り付けることができるのです。
しかも穴加工などなしでボルトオンで!
ってことで、早速取り付けるパーツの紹介からどうぞ。
ボンネットダンパー┃開封・内容確認
これがボネットダンパーになります。価格は有名メーカの高級品もあれば、こちらのように5000円以下の物も結構あります。
商品レビューなどを見ると結構賛否が分かれており「圧力が強すぎ」「ボンネットが浮いてしまう」などマイナスレビューも散見されました。
この手の商品って「高くて良いもの」を「やっぱり良いですね~」って言っても当然の話なので、「安くてまぁ良いかな」くらいの物の人柱レビューが面白いかなと思っていたりします(汗)
プラスティック製スケスケのケースに入っています。釣り竿とかこんな感じだったような。
これが油圧ダンパーの本体です。よく見かける感じの形状。
カラーは、黒の他に「赤カーボン調」と「青カーボン調」がありますが、ちょっと値段が割高になりますし純正感を出したかったのであえての黒を選択。
見た目、傷や油漏れなどもなくとてもキレイです。
ロッド部の先端は、ねじ式になっていて外せました。(構造上ねじ式になってるだけで、取り付けで外すことはなさそうです…)
全ての先端の丸い部分には、針金のようなストッパーが付いています。
付属品一式になります。
察しの良い方なら分かると思いますが、先ほどのロッド先端の丸い部分にこの先端がボール状の金具が入って可動するようになるっぽい。
取説も日本語ですし、画像もありますので安心です。
ではボンネットダンパーを取り付けていきます。
ボンネットダンパー┃取り付け作業
では早速取り付けていきます。
ボンネットストッパーを使いながら作業はしますが、一時的にストッパーを外したりすることがありますので2人作業をおすすめします。
自分は誰も助けてくれませんので、ストッパーを外すときは頭で支えながら作業しました…
まずは当たり前ですが、ボンネットを開けて純正のボンネットストッパーでロックします。
この作業が終われば使わなくなりますので、思う存分突っ張ってもらいましょう。
まずは右側から。どちらからでもOKです。
ボンネット可動部根元の固定ボルトが2箇所ありますので、その下の方を外します。定番の10mm。
付属の金具を取り付けます。
外したボルトは金具の厚み分があるので使えません。付属のボルトをワッシャー挟んで固定します。
※金具には右用と左用があります。上画像は右側(助手席)側用で左用(運転席側)は、対称の形状をしています。
こんな感じ。固定する場所は金具がちょうどハマるくらいの幅で凹んでますので、うまくハマるくらいの位置で固定してください。
次にフェンダー側のボルトを外します。画像中央の先ほど外した同じボルト。
外れました。結構固いです。
こちらに付ける金具にも付属のワッシャーを挟んで固定。
こちらの金具は12mmの工具で固定します。六角の幅が薄く、ボディー側が曲がってるので少々締めにくいのでナメないように。
固定完了。
次にダンパー本体を付けていきます。
ダンパー本体の両側には、固定用のピンが付いていますので外します。
少々固いでラジペンなどで外した方が外しやすいですが、傷が付かないようにご注意。自分はいきなり傷入れてしまったので、残り3箇所は頑張って手で外しました…手でも何とか外せます。
取説には記載なかったですが、ダンパーを取り付ける順番はフェンダー側からが良いです。
ボンネット側から付けると突っ張ってしまい、どうやっても固定用のピンが取り付きませんでした。
ってことで、固定用のピンを外してフェンダー側にはめ込みます。「カチッ」としっかり入った感覚があります。
あとは固定用のピンをダンパーを動かしながらしっかり差し込み、画像のように固定。
次にボンネット側を同じく固定用のピンを外してはめ込みます。そして同じように固定用のピンで固定します。
この時、純正のボンネットストッパーで固定されている位置より若干高い(開ける角度が広い)のでストッパーは外しておきます。
一時的にストッパーを外し、ロックしていないダンパーのみで固定されている状態になりますので場合によってはボンネットが落ちる危険がありますので十分に注意してください。
ちなみにピン付近に傷があるのはラジペンでやっちゃった跡です…
ってことで、右側(助手席側)は取り付け完了。
作業としては、左側(運転席側)も同じです。
2箇所のボルトを外して、付属の金具を取り付けます。
さすがに同じ取り付けなので2回目は速かったです。5分程度でしょうか。
それぞれ完成を別の角度から。
ボンネットダンパー┃開閉確認・まとめ
両側とも締め付けや工具の置き忘れがないか確認したら、開閉動作の確認です。
正直最初は「固い」です…
ボンネットを閉めようとしても突っ張っている感じがしてボンネット固定部が「グネっ」と曲がりそうです。
しかし、ゆっくりと数回動かすと馴染んだのかスムーズに動くようになりました!!
開ける時も車内のロック解除レバーを引き、ボンネットのフックを外して少し開けると「シューッ」と開いてくれます。めっちゃラクです!
いつもしていた「右手でボンネットを支えてストッパーを穴に差し込んで・・」の作業がないのは本当に良いですね~早く付けておけば良かった(汗)トランクルームを開けるのと同じ作業ですからね。
ただ、注意点がひとつ!
ボンネットを閉めるとき、閉まる最後の10~15cmの時点で急に油圧の力がなくなり「バタン!」と閉まります。
「バタン」と閉まるので最後まで圧が掛かって押さえてロックしなくて良いので慣れれば便利ですが、急にボンネットを支えていた力が抜けるので手を挟まないように気をつけてください!
ってことで、スイフトスポーツ(ZC33S)にボンネットダンパーを付けてみたお話でした。
ボルトオンで取り付け可能ですし、オイル交換などの作業でボンネット開けるのは楽しくなりますよ!!
※追記※
取り付け後、1年弱で特に不満は無かったのですが、トラスト製のエンジンフードリフターへ交換しました(汗)
見た目、安心感、ブランドをお求めの方は参考にしてください!
ちょっと余談ですが、あのダンパーで有名なTEINも昔はボンネットダンパーを作ってたみたい。(現在は生産終了のよう)
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