マイホームを建てて早いもので15年を過ぎました。
新築時に設置した色々なものが古くなり故障などで交換時期を迎えています。
その中でまだ壊れてはいないもののそろそろ寿命を迎えそうなインターホン。今回はこのインターホンを最新のデバイスに交換してみようと思います。
交換したのは「AOSU V8S」という機種。
- チャイムを押せばスマホで応答
- Wi-Fi接続なので完全ワイヤレス接続
- 人体温度測定とレーダーで確実に人物を検知
- 検知した映像は保存されスマホで確認
- 5MPの高画質・超広視野角・赤外暗視で常に鮮明な画質で保存
- 充電はUSB-Cで6ヶ月使用可能
- IP66の防水機能
- 盗難防止アラーム設定可能
要は「15年前の普通から最新へアップグレードしてやろう!」って計画。
結論から言うと、どのデバイスもですが十年一昔というだけあって15年も経てばここまで変わるんだ~って思ってしまいました(笑)
本記事では、購入した「AOSU V8S」の開封から設定概要、現在付いているインターホンからの交換作業についてまとめてます。
「ウチのインターホンも古くて白黒でそろそろ交換時期だな~」なんて思っている方の参考になれば嬉しいです。
ワイヤレス インターホン交換(AOSU V8S)│製品紹介
ということで、購入したのはAOSU製のドアベル V8S という機種。
インターホンってお客さんや宅配便など「ピンポ~ン」で繋がるだけと思ってませんか?
このAOSU V8Sは、通常のインターホンの機能は当然ですが人を検知して録画もしてくれるのです!
例えば留守中に誰かがインターホンを鳴らしたら(鳴らさず検知されても)録画が開始され保存。遠隔からでもスマホで確認ができます。
さらに留守中にインターホンが鳴れば遠隔からでも通話が可能。
インターホンが鳴らなくても玄関の様子をいつでも見ることができるので、防犯対策にもなってしまう優れものです。
少し新し目の普通のインターホンなら、ピンポ~ンで録画が開始され帰宅したら親機から確認できるものはありますが、それをスマホで家でも外出先でも確認できるのはすごいですね。
AlexaやGoogleなどの端末(本記事ではAmazon Echo Show8)と連携すれば、スマホを使わず映像表示や対話ができるようになります。
そして今回購入した「V8S」は前モデルから画質が大幅に向上し5MP(前モデルは2MP)となったので映像は昼夜問わず鮮明になっています。
ワイヤレス インターホン交換(AOSU V8S)│開封・内容物
ではAOSU V8S の紹介。
まずは外箱から。

外箱です。
海外製なので日本語表記が全く無いのですがアプリも取説も日本語対応なのでご安心を。

裏には商品説明と付属品詳細が記載されてます。
開けてみます。

カバーinボックス…。
えーいっ!と思いさらに開けると…

玄関!?的なデザイン。
ちょっとめんどくさくなってきました(汗)

「げっ!また箱か?」
と思ったら付属品でした(笑)取説などの薄っぺらいものが入っています。

ようやく本体が登場。
右側がカメラ本体、左はWi-Fiを受信してカメラ本体とスマホなどを中継してくれるもの。本製品では「中継局」と呼ばれており録画保存した映像などもこの中継局に保存されます。

全部出してみました。
カメラ本体は縦型でかっこいいデザインではありますが、我が家もですが日本の一般的なインターホンとは形状が違うのでうまく取り付けできるか少々心配です…。
ワイヤレス インターホン交換(AOSU V8S)│各パーツ詳細

次に各パーツの詳細を見ていきます。
カメラ本体

カメラ本体です。
サイズ:縦13cm × 横5cm × 奥行3cm(メーカ公称値)
保護用のペリペリが付いてますが、できれば取付け完了まで剥がさないでおいた方が安心ですね。取付時に傷が入ると結構凹みますので。

正面は黒ベースDすが、側面はシルバーというかガンメタ的な感じ。見た目は悪くありませんが若干のチープさは否めません。

裏面。
上部には中継局とペアリングするためのSYNCボタン。
このV8Sは、バッテリー式で約6ヶ月おきに取外して充電が必要ですがバッテリー駆動以外に有線電源を接続しても動作します。その接続箇所が中心付近にある2箇所のネジ。
が、電源がAC8~24Vで容量が40VA。
この電源確保が可能であれば無充電で運用できますがどうなんでしょうか。。。
今回は電源接続なし(バッテリー駆動)でひとまず取付けますが、約半年に1度の充電が面倒になってきたら電源接続も考えたいなと。ただ変圧器も必要だしどこに設置するかも悩ましいのでよほどのことがない限りは使わないかな。
※補足追記※
運用して最初の充電までは約3ヶ月でした。設定や稼働条件などでも変わると思いますが参考まで。(詳細は末尾にも記載してます)

底面には充電ポートとスピーカーかな。
充電ポートはUSB-Cなので良かった。

裏面の下部には取付時にロックさせる爪があります。取外し時には専用のピンを挿して爪を持ち上げると外れる構造。知らなければ外せませんが、知ってたら簡単に外せます。
防犯上はどうなんですかね。
ただ、人体検知して映像は中継局側に保存されるし外された場合は大音量のブザーが鳴る設定もできるのでそこまで気にしなくても良いかなと個人的には思ってます。

裏面上部には同じく固定用の爪の受け穴。それだけです。

カメラ本体は壁面に直接接続しません。
付属の固定台を壁面に固定しカメラ本体をはめ込み固定します。

↑これがカメラ本体を固定する固定台。
壁面への固定穴は4箇所。
カメラ本体を上側から入れて下側でロックします。

取外し時は底面に付属のロック解除ピンを挿して取外します。

もう1つ付属されているのはカメラ本体の角度を少し変えたい場合に使う台。

15度ほど角度を左右に変えることができます。

ただし、この角度調整の台は先ほどの固定台と組み合わせて使うため多少手前に飛び出します。
カメラの視野角が166度もあるのでよほどのことがないと使う必要はないと思いますが、気になる方はその辺も考慮して設置場所を検討しておきましょう。
中継局
続いて中継局の詳細。

カメラ本体よりも小ぶりな中継局と呼ばれるものは、名前の通りWi-Fiと接続してカメラ本体からの映像や情報を中継してくれて映像などのデータもこの中継局に保存されます。(データ保存容量は8GB)
別途有償でクラウド保存することも可能らしいですが…要らないかな。

中継局本体の両側には可動式のアンテナが付いてます。

アンテナは垂直に立て使用します。

裏面。上部には呼び鈴用のスピーカー、下部は電源プラグになります。

電源プラグ部はご覧の通りこのままでは接続できません。
別途付属されているアダプターを取付けて使用します。おそらく各国で販売されているので中継局本体はそのままでこの接続アダプターだけを変えて使えるようにしたかったのかな。効率的ですね。

電源はAC100~240Vのフリー電源なのでどの国でも接続口だけ合えば使える仕様のようです。

上面にはカメラ本体にも付いていたSYNCボタン。カメラ本体とペアリングするときに使用します。
ちなみにカメラ本体はIP66の防水仕様ですが、中継局は非防水なので家の中にあるコンセントに接続します。
他付属品
最後に付属品関係の紹介。

本体と同じケースに入っていたのはAOSU専用の工具! はい、普通のプラスドライバー。
先日公開した記事【SwitchBot キーパッドタッチ】にも普通のドライバーが付属されてましたが、ちゃんとした海外製の製品ってドライバーは標準付属なのかな?そう考えると日本製って不親切?

付属品が入っている小箱。

中にはこれだけ入ってました。
- カメラ本体取り外し用のピン
- 充電用USBケーブル
- 取り付け用ネジ
- 電源接続用ケーブル
- 中継局電源アダプター

↑左側がカメラ本体を取り外す時に使うピン。尖っている部分をカメラ本体の底の穴に挿し込んでロックを解除します。
右側が先ほど説明した中継局電源アダプター。

中継局にはめ込んでクルッと回せばこの通り。日本仕様の中継局が完成しました。

開封した時に上に乗っていた薄い付属品。



取説、穴あけの位置決めするためのシール、監視中ですよ~のステッカーが入ってました。
穴あけ位置を決めるだけのシールが入っているのも海外のスタンダードみたい。
以上が開封~内容物の紹介でした。
次は初期設定~交換作業に入ります。
コメント
アレクサとの連携で困っていたのでめちゃくちゃ助かりました!ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
お役に立てて光栄です!
連携できない時って案外ちょっとしたことだったりするので少しでも皆さんの参考になれたら嬉しいですね。
こちら2種類の値段が有りますが違いは何でしようか?またアプリ有料値段はどのくらいでしょうか?宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
今回購入したものは「V8S」という型式ですが、別で「V8P」という型式もあるようです。
紹介しましたV8SがV8Pの上位機種という位置づけのようで
・画質
・人体検知
・電源方式
などが違うみたいです。
(AmazonでV8Pの商品ページに比較表が掲載されてました)
当然、価格はV8Pが安いのですが比べた訳でもないのでどのくらい違うかは正直分かりません。
紹介しましたようにV8Sは画質がきれいなので防犯も兼ねたいのであればV8Sがおすすめかと思います。
また、専用のアプリは無料ですので安心してください。
ピンポン押してから画面映るまでのタイムラグってどれくらいですか?
コメントありがとうございます。
ピンポン押して画面が映るのに感覚ですが3~5秒って感じです。環境や接続するデバイスによっても違うかも知れませんので参考まで。正直、一般的なインターホンに慣れてると初めは違和感を感じるかもしれません。
気になる方は別記事のような普通のインターホンをおすすめします(画質などは格段に落ちますが…)
https://www.rankup-life.net/panasonic-intercom/
我が家もインターホンが12年目に突入し、不調をきたしているため、
買い替え候補として大変参考になりました。
一点気になるのが、スマホの接続台数と、インターホンを押した時に対応する優先順位ですね。家族の皆がスマホ接続できるのか、応答する時の優先順など気になります。お教え頂きたく。
コメントありがとうございます。
こちらでは複数台のスマホでの確認をしてませんので実際どうなのかは分かりませんがAmazonのコメントなどを見ると複数台の接続はできるみたいです。(コメントでは2台は接続できてるっぽいですね)
ただ何台まで可能なのか、複数台で接続した時の動きなどは検証できてませんがおそらく同時に通知されて最初に受けたスマホで接続されるのではないかと思います(あくまで予測なのですが…)
今度検証できたら記事更新して報告します。
Taka様
記事拝読いたしました。
丁度このメーカーの機種を検討していましたので、参考になります。
1つ質問させてください。
我が家の使用方法として、Taka様同様、
室内モニターの代わりにタブレットを使用し、
家庭内lan経由で外出先のスマホに連動させたいのですが、
その際に、googleやamazonのアカウントが必要かどうか、でございます。
*nvr接続の防犯カメラを導入していますが、防犯カメラの場合は、googleやamazonの連携ではなく、メーカーのサーバー経由+メーカーアプリで外出先から閲覧します。
この機種については、どうでしたでしょうか。
コメントありがとうございます。
アカウントはaosuのアカウント登録になります。Googleなどのアカウントは不要でした。
防犯カメラをメインで使うならとても良い商品かと思います。
TAKA様
色々その後、検討しまして、結果、これを導入しました。
https://www.amazon.co.jp/ASHATA-US/dp/B0B9YQM2RD
親機子機だけでなく、インターネット接続も有線、というのはこの機種だけでした。
ただ、線が4芯線であったため、既存の2芯線からの線の張り替えが難航を極めた上、親機が初期不良で交換となる等リプレースが泥沼となり、結局使えるようになったのが到着後1ヶ月半と言う状況でした。
使い勝手は、画質はフルhdとはいかないものの、国産メーカーの4インチ画面とは比べ物にならない高画質で、親機子機間はラグなし、理想の状態です。
wifi機能も、思ってたほどは遅延がなく、相手が短気でなければ通話可能で、一応の目的は果たせました。
尚、電子ロック制御機能もありますが、親機の不具合発生時のことを考えた結果この機能は使ってません。
保存容量も、sdで16gあり、既存の国産メーカー品よりも使いやすいですし、更に呼び出し音を、mp3で差し替えできると言う、小学生男子が大喜びの機能まで着いてます。
最大の難関は、既存の2芯線の張り替えですが、挑戦する価値はありますよ。
(一応僕も電工2種持ってます)
コメントありがとうございます。
失礼ですが、なかなかマニアックな選定ですねw
Amazonコメントもまだなく、人柱・トラブル覚悟での選定で大変でしたね。。
無事接続できたときの感動はなんとも言えないのはよく分かります!
やはりラグ・遅延を考えると面倒でも有線が確実でしょう。
選定された製品、詳しく拝見させていただきます。
それにしても国産のインターホンの画質はがっかりしますよね(泣)
貴重な情報をいただきありがとうございました!!
はじめまして
P8Sをポチり、商品はまだ手元にありませんが、分からない事があるので質問させてください。
Alexa連動と対応があり、連動はボタンを押されたらEcho show8に映し出してくれる(もちろん設定は必要ですが)という認識で有ってますでしょうか?
バッテリーですが、3100mAhを使えば充電サイクルは延びると思いますが、乾電池が付属していますが、充電式バッテリーですが、は使えるのでしょうか?
すみません、変なこと書いてしまいました。
コメントありがとうございます。
aosuのP8Sという型式があるか分かりませんが、手持ちのV8Sは内蔵バッテリーなので本体を取り外してUSB充電するタイプですので乾電池は入りません。
乾電池やバッテリー交換タイプがあるのであれば大容量タイプに交換すれば充電サイクルは延びると思います。
ちなみに記事の末尾にまとめてますがAlexaとも連動可能です。
分かりやすい解説ありがとう御座います。
私も同様の理由で玄関に設置しましたが、防犯効果が高いので裏口にも増設しようと思って居ますが、複数のドアベルから同じ携帯端末に情報を伝える設定は可能でしょうか?
もしご存知であれば教えていただきたくお願いします。
コメントありがとうございます。
試したことはありませんが、同じaosu製品なら追加できると思いますよ。
ホーム画面右上の「+」から追加すれば良いかと。
ちなみに自分も現在は防犯カメラのような運用をしてて、ガレージにもう1台追加を検討中です。
追加したら記事更新しますね。