自作PCの目的としては「ゲーミングPCを作りたい!」って方が多い気がするので本記事は的外れ感が否めませんが、逆にレビューしているサイトも少ないのでこれはこれで良いかな、と(汗)
先に言っておきます。ゲーミング用にはおすすめできません(汗)が良かったら見てみてください。
まずグラフィックボードって?ことから。
グラフィックボードとは簡単に言うと「PCから映像を出力させるための部品」。
絶対に必要か?というとそうでもなくCPUによってはCPUに内蔵されているモデルもあるのでその場合はなくてもマザーボードの映像出力端子へ接続すれば映像は映ります。
しかし、CPU内蔵ではグラフィック性能があまり良くなかったり出力できるモニター数が制限されるため、必要によっては別にグラフィックボードを準備します。
【自作PC】グラフィックボードについて│種類について
グラフィックボードにも種類があり、実際に使う用途に合わせて選択する必要があります。
ここでは簡単にどんな種類があるのかを説明。
NVIDIA GeForce
NVIDIA製のGeForceシリーズは主にゲーム向けのグラフィックボード。
「GeForce RTX ****」と末尾に数字が入り、この数字が大きいほど高性能となります。
AMD RADEON
AMD製のRADEONシリーズは主に動画再生や編集などのマルチメディアの作業を得意とするグラフィックボード。
「Radeon RX 6***」と末尾が大きいほど高性能となります。
NVIDIA Quadro(T)
NVIDIA Quadroシリーズはクリエイター向けのグラフィックボード。
動画・映像編集やWEBデザインなどを中心としたビジネス向けです。
現在は「Quadro」の表現はなくなり「NVIDIA T***」のシリーズとなってます。
購入したグラフィックボード「NVIDIA T600」もこのシリーズ。
【自作PC】グラフィックボードについて│PCの用途を考える
購入したCPU(AMD Ryzen7 5800X)にはグラフィックボードは搭載されていないため、別でグラフィックボードを購入が必須になる。
そこで実際仕事でどのような用途でPCを使っているかを考えると
- Excel
- メール
- CAD(2D)
- Google Chrome
この辺は必ず同時に開いており画面も4画面使ってます。
たまに動画や映像編集などもしますが、仕事用なのでゲームは皆無。
3DのCADをとことん使うなんてこともないので、そこまでのスペックは必要ないのかなと。
【自作PC】グラフィックボードについて│NVIDIA T600
ということで購入したのは「NVIDIA T600」。
ロープロファイルに対応しているのでコンパクトPCでも設置が可能なサイズです。
NVIDIA Quadro P620/P600の後継機モデルでグラフィック処理性能が約2倍向上。と言っても本格的な3Dなどを扱う作業には力不足です。
消費電力が40Wなので電源ユニットにあまり余裕がないPCなどにも向いています。
何より選択肢の中で必要だったのは「4画面出力」。そして最大8K(7680×4320)の解像度なのも魅力。
開封です。
省スペースなサイズなので小さい。
接続はPCI Express 3.0 x16。
ファンは1つ。
少々発熱があるようです。
出力は、miniDisplayPortで4画面可能。
マルチモニター派としてはこれはありがたい。
miniDisplayPortの変換ケーブルも付属。
ただ変換後がDisplayPortなのが少々残念…。
モニター次第ではHDMI変換なども準備しておきましょう。
小型PC用のスロット金具も付属しています。
【自作PC】グラフィックボードについて│まとめ
グラフィックボードは性能や用途に合わせて様々な種類がありますが、高性能を求めると数十万とするパーツです。
自作PCを作って実際に何をするのかどの程度するのかなど使い方とコストと相談して選定することが大切です。
仕事用でたまに高負荷な作業があるくらいの使い方なら十分な性能ですので、CPU搭載のグラフィックボードよりもう少し性能を上げたい、マルチモニターで作業を快適にしたいなどの用途で使うならおすすめできるグラフィックボードかと思います。
実際に購入したパーツの組み立て手順についてはこちら↓
自作PCのパーツ詳細や組み立て、OSインストール全部まとめはこちら↓
自作PCに関する関連記事はこちらから↓
コメント