現在の愛車であるスイフトスポーツ(ZC33S)をDIYでやったことを記事にまとめいってますが、カスタムだけではなく他車含めてメンテナンスについても少しずつまとまってきました。
ってことで、皆さんに分かりやすくメンテナンスについてまとめ記事を書いておこうかと。
タイトル通り、せっかく高いお金を出して愛車を買ったのだから長い間ベストなコンディションで乗り続けたいのは共通の願いだと思うので。
そしてメンテナンスをすることで愛車に乗るだけでなく、様々な角度から触れることで小さなトラブルや気になることが早期発見できるメリットもありますし、愛着を深めることもできます。
この記事では個人的な判断ですが難易度別に分け、更にDIYしたらいくら工賃が浮くのかも載せていこうと思います。
自分で実施したメンテナンスは随時更新してきます。
自分で愛車のメンテナンス│初級編
まずは初級編。
あまり車に詳しくない方でもできるくらいのメンテナンスです。
洗車(頻度:汚れている都度)
基本中の基本、洗車です。
- 洗車機:約300円~1,000円
- 手洗い洗車:約2,000円~
自分は基本、洗車機には入れません。
砂埃などがしっかり付いたボディーをいきなり洗い出すなんて小キズの原因なのは考えただけでわかります…。
だからといって、手洗い洗車をお願いしても30分程度は掛かるわけなので待つくらいなら自分でやりたい時にやれば時間もタイミングも余計な出費も抑えられます。
どのメンテナンスもですが、何より「わざわざ行く」のが面倒…(汗)
しかも自分で好みの道具やコーティング剤も使えるので結構楽しくなります。
洗車は皆さんも経験あるかと思いますが、念のため基本的な洗車方法についてはこちらをご覧ください↓
ちなみに最近使っている洗車道具セットはこんな感じ。
今はまだ増えたり変わったりしていってますが(笑)
↓詳細はこちら↓
コーティング(頻度:洗車毎~1年程度)
キレイに洗車したらボディーの保護、艶出し、次回の洗車を楽にするためにもコーティングをおすすめします。
最近は「ガラスコーティング」が主流です。
- 小型車:約50,000円~80,000円
- 大型車:約80,000円~120,000円
さすがにプロに頼むと間違いないし、仕上がりも相当キレイ。…結構高いけど(汗)
DIYでできるガラスコーティング剤もたくさん出回っており、時間は掛かりますが自分で施工することも十分に可能です。
納車後、初めてガラスコーティングしたのは「ピカピカレインプレミアム」
確かに撥水の最上級?の滑水性に加えて「3年間ノーワックス」を謳っていますが、残念ながら環境によりけり。青空駐車では限界があります。。。
しかも3年間も水洗いだけしかしないなんて精神的に無理。ってことで洗車の度に「コーティング剤のコーティング」をする始末…。
それから良さそうなコーティング剤を試して回っています(笑)
最近のお気に入りはウイルソンの「ツヤエキスパート」
こちらは「1年以上も艶が持続する」というだけあって艶感は気に入っています。
大容量で手頃な価格なので複数台まとめてコンスタントに施工すればコスパも最高です。まだ試せてませんが、重ね塗りも可能でコーティング膜が強化されるらしい。
他の記事でも未塗装樹脂のコーティング剤も揃っている「ガラコート」なんかも紹介してます。
どれもオススメではありますが、他のレビューを見て自分で試してみたいものがあれば試してみたりするのもDIYの楽しみかと思います。
エアコンフィルター交換(頻度:10,000km毎)
ディーラーやカー用品店で「エアコンフィルター結構汚れてますが交換しときましょうか?」なんて言われて「あ~じゃあ、ついでにお願いしますわ」って感じで任せてませんか?
- ノーマルフィルター:約4,000円
- プレミアムフィルター:約6,500円
エアコンフィルター単体の価格は1,500~3,500円程度。上記価格の2,000~3,000円は工賃・経費ってこと。
「そんなもんじゃね?」って方は全然払っていただいて構いませんが、交換方法を知ったらもったいない気分にしかなりませんよ(笑)
車種で違う場合もありますが、スイフトスポーツの場合はこちらをご覧ください↓
いかがでしょうか?
慣れれば5分程度で交換できます。5分に3,000円近くも払いますか?
しかもスイフトスポーツの場合、交換時期の目安は10,000km毎と取説に記載さていますが、この頻度だと結構汚れてます(汗)
放置していると悪臭や目詰まりの原因にもなるので、できれば早めに交換していくことをおすすめします。
自分で愛車のメンテナンス│中級編
続いて中級編。
ここからは専用の工具やジャッキアップが必要だったりしますので少々難易度が上がりますが、道具を揃えて慣れてしまえば難しくはありません。
足廻りの錆対策(頻度:気づいた時)
タイヤ交換などでタイヤを外すとブレーキローター付近にがっかりするくらいの赤錆…
ワイヤーブラシで擦っても擦ってもすぐに復活されます。
足廻り以外にも下回りのちょっとぶつけて塗装が剥がれた場所が錆びていたりしたときには、すぐに補修をしなくてはいけません。
腐食を進行させる赤錆に対し、黒錆はこの赤錆の進行を食い止める性質があります。
「錆転換剤」というのはこの厄介な赤錆を黒錆に変化させてしまう補修剤です。
ホルツの「サビチェンジャー」は有名で小筆が付いたタイプや広範囲に塗布できるスプレータイプなども販売されています。
その中で大容量でコスパが良い200g入のものを試しに施工してみました。
簡単に施工できて防錆効果は長いということで、上記事では長期間の効果を確認中です。
車以外にも使えますので、一度試してみるのも良いかもしれません。
上塗り塗装も可能なので錆で悩んでいる方にはおすすめです。
エンジンオイル交換 上抜き(頻度:3,000~5,000km毎)
エンジンオイル交換です。
交換頻度はターボ車であれば3,000~5,000km程度毎が目安です。車両取説には10,000km毎と書かれてますが信じてません(笑)いつも3,000km弱で交換してます。
またオイルは車を動かさなくても劣化していきますので、交換の目安は走行距離だけでなく期間も管理しておきましょう。
自分の場合は、3,000kmまたは3ヶ月を交換のタイミングとしています。
オイル代+工賃2,000円程度
エンジンオイルの交換は、専門店などではリフターで車両を持ち上げてしたからオイルを抜きますがDIYではジャッキアップが基本。
しかしオイルフィルターが下に付いている車種であればオイルフィルター交換時のジャッキアップは仕方ないですが、オイル交換のみの場合は上からでもオイルは抜けます。
「オイルチェンジャー」という道具を使えばオイルレベルゲージの穴から吸い上げて抜けますので面倒なジャッキアップなしでオイル交換が可能。
ドレンプラグを外す必要もないのでオイル漏れの心配もありません。
オイルチェンジャーを使ったオイル交換方法についてはこちらをご覧ください↓
少々のコツと手間は掛かりますが、下から抜くよりは断然楽に交換できます。
好きなオイルを入れられるのもDIYのメリットですね。
エンジンオイル添加剤(頻度:お好みで)
走行距離が多くなっていくと次第に新車のときのようなパワーはなくなりエンジンの振動が多くなってきたりとヘタってくるのは仕方ありません。
少しでも延命させるために添加剤というものも存在します。
添加剤にも様々あり、ガソリンに混ぜて点火系を洗浄するものもありますがエンジンオイルに混ぜて洗浄と潤滑を改善させるものを使ってみました。
特に過走行車には(過剰ではありませんが)体感できるくらいの効果はあります。
添加する時は量にもよりますがオイル量が増えますので、オイル交換時に添加するのが良いかもしれません。
自分で愛車のメンテナンス│上級編
最後にメンテナンス上級編です。
作業が難しいということも多少はありますが、作業にある程度慣れていないと危険やトラブルを伴いますので注意が必要です。
エンジンオイル 下抜き・オイルフィルター交換(頻度:オイル交換2回に1回)
中級編で上抜きを紹介しましたが、オイル交換だけでなくオイルフィルターも交換が必要な場合はジャッキアップしてオイル抜きとオイルフィルターを交換します。
オイルを抜ききったとしてもオイルフィルターを外すとそれなりのオイルが漏れてくるので、顔にオイルが掛からないように。
ジャッキアップの場所は取説を見て確実かつ慎重に。
ジャッキスタンドと輪止めを使って安全に作業してください。
上記事では、ドレンプラグをコック式に交換した詳細も書いています。このドレンコックを付けておけば次回からのオイル排出が手を汚さず簡単に抜くことができます。
プラグ交換(頻度:2万~10万km)
エンジンの動力を生み出す爆発を発生させる点火プラグ。
車種により交換目安は様々ですが、交換しないと着火性が悪くなり始動不良や燃費悪化になってしまいます。
プラグ代+工賃2,000円~5,000円程度
プラグ交換のためにパーツを外さないといけない車種などは若干工賃が上がるかもしれません。
プラグの種類もいくつかあり、高性能タイプから長寿命タイプまで様々でイリジウムプラグが最上位のものとなっています。
作業としてはイグニッションコイルまでアクセスできればボルト外して交換するだけではありますが、やはり点火系の大切な箇所でもあるので、異物を落としたりネジをしっかり合わせて締め込んだり、締付けトルクを管理したりといくつかポイントがありますので注意ください。
先端の焼け具合でエンジンのコンディションを把握できたりもしますので、メンテナンス上級者としては覚えておきたいメンテナンスになります。
ブレーキパッド交換(頻度:減り方次第)
ブレーキパッドの交換です。
フロント・リアで各8,000円~10,000円程度
頻度としてはパッドの減りを管理していくことになりますが純正パッドの場合、ある程度減ってくるとパッド側の金属がブレーキローターに接触し金属音で知らせてくれる場合もあります。
パッドの交換としてはそれほど難しいものではありませんが、専用工具が必要だったりブレーキフルードの状態を見たりと初心者では難しいかもしれません。
なによりブレーキなので、もしものトラブルで大きな事故にもなりかねませんのである程度の経験がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
上記事では交換時期がきているわけでなく、スイフトスポーツのブレーキ特性が合わないので社外品に交換したものです。
作業内容などの参考になればと。
自分で愛車のメンテナンス│まとめ
せっかく好きで購入した大切な愛車ですので、コンディションを把握するためにも自分でできそうなメンテナンスは自分でやってみてはどうでしょうか?
洗車をしているときに「あれ、こんなところに小キズが!」とか「エンジンオイルが結構汚れてるな」など細かい情報も早く知ることもできます。
皆さんが愛車に対する考え方が少しでも変われば嬉しいです。
↓スイフトスポーツ(ZC33S)のカスタムまとめはこちら↓
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