過去記事にした上抜きでオイル交換してから約4ヶ月。
っと言っても3,000km弱しか走っていませんが(汗) 3度目のオイル交換をします。
前回はオイル交換のみでしたので、今回はオイルフィルターも交換ですのでどうしてもジャッキアップが必須になります。
DIYでオイル交換となると、手間と道具が必要になるしジャッキアップの作業が入るとなかなかの重労働なのは事実です。
まぁ、車いじりが好きだからという理由が一番なのですが、ディーラーや自動車用品店などへ予約してわざわざ行って人混みのなか待って・・・という手間が苦手なもので。仮に同じ時間掛かるなら自分で交換という選択肢に行き着いてしまうのです。
初めて作業するなら結構時間が掛かるかもしれません。ただ方法が分かって、道具さえ揃っていればそこまで難しい作業ではありませんので興味がある方は挑戦してみては如何でしょうか?
今回は、下抜きでオイルフィルターの交換手順と、次のオイル交換が楽になるようにドレンコックも付けたいと思います。
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃必要な道具たち
まずは肝心のオイル交換に必要な道具たちの紹介です。
廃油処理、オイル補給に関しての道具たちは上抜きの記事を参考にしてください。
↓オイルチェンジャーで上抜きでオイル交換した記事↓
今回は、ジャッキアップのための道具が必要です。タイヤ交換などでも必要になるので持ってて困ることはありません。
まずはジャッキ。ガレージジャッキって言うんですね。
車体の下に潜るので両側にジャッキスタンドを入れるので最終的にはこのジャッキで前輪を浮かせます。
続いてジャッキアップした車体を安全に保持するためにジャッキスタンドが必要です。
ジャッキの差し込みに高さが足りない場合などは、タイヤスロープを使って高さを稼ぎます。
ここまで揃える必要あるかはお任せします。DIYなら大きめのダンボールがあれば大丈夫です。
クリーパーとかローラーシートって言います。
これ、変形させると椅子にもなるのでおすすめです!
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃ ジャッキアップする
現在、車高調で車高を目一杯落としてるので残念ながらジャッキアップポイントまで到達できませんでした(汗)
ならばと、タイヤスロープで車高を上げます!
が、それでも入りません・・・
車高短のさだめですね。こうなる覚悟で車高は落としましょう(笑)
仕方なくパンダジャッキで片方ずつ上げて油圧ジャッキを入れることに。
インパクトを持っているならおすすめなのがジャッキアップソケットです。自力でヘコヘコ上げるより断然楽にジャッキアップできます。
前輪を結構高めにジャッキアップするので、サイドブレーキをしっかり掛けてリアタイヤには輪止めをしておきましょう。
車の下敷きになっても誰も助けてくれません!
スイフトスポーツのジャッキアップポイントは、結構奥にあります。(どの車もそうかな?)
車の下で作業することになるので、作業しやすいように結構高く上げておく必要があるので慎重に作業しましょう。
中央にボルトがある箇所です。直接当てると傷が入りそうだったので3mm程度のゴム板を2枚挟んで上げました。
左右のジャッキアップポイントにジャッキスタンドを入れて浮かせます。画像の高さではまだ車体下に体が入らなかったのでもう少し上げて作業しました。
スイスポ ZC33S 下抜きオイル交換手順┃オイルを抜く
作業ができる状態になったので、オイルを抜く準備にかかります。
アンダーカバーを外してオイルを抜く準備をする
エンジンの真下、中央付近にアンダーカバーを部分的に開ける蓋があります。
この蓋は外れません。ビスが5箇所(赤矢印)を外してリベット(黄色丸)を軸にクルッと回して開けます。
一番低い箇所のビス部分を擦ってました(泣)しかもビス頭が擦れてドライバーが入らない!?
格闘の末、何とか外れました。これも車高短のリスクですね。ビスが外れないとオイル交換できないので結構焦りました。。。
全てのビスを外したらカバーが「ダラ~ン」と下がります。そのまま180°回転させておきます。
そしたらようやくオイルドレンが見えました。
オイルフィルターもこんにちは。
オイルを抜く
上抜きの記事で紹介しましたポイパックをプラボックスに入れて廃油を受ける準備をします。
ある程度、エンジンを暖気してオイルを温めておきます。時期にもよりますが5分程度かな。
ドレンプラグは、14mmです。画像のように少し深めの角度が付いたメガネレンチがおすすめです。
レンチを掛けて緩める方向に「コンコン」と叩くと緩みます。
ポイパックを下に置き、ドレンプラグを緩めていきます。初めはオイルは出てきません。
外れるくらいからじわじわと漏れ出してきますので、外れるタイミングで一気に外して抜きます。
手をオイルまみれにしたくない気持ちは分かりますが、100%汚れます(汗)ただ後ほど紹介するドレンコックを付けたら今回限りになるので覚悟しましょう。
あとは抜けてしまうのを待ちましょう。
オイルフィルターを外す
次にオイルフィルターを外します。
オイルフィルターを外すには専用のレンチが必要です。
ってことで、様々なサイズに対応できるこのレンチを事前に購入していました!「他の車にも対応できるからお買い得や~ん」と思っていましたが・・・オイルパンに当たって入りません(泣)
仕方なくジャッキアップしたまま、他の車で別のものを買いに行くことに・・・。
もし他の車がない場合は、買いに行くこともできません!事前の準備をしっかりして作業に挑みましょう。
運良く近所の大型ホームセンターに売ってました!っと言っても約1時間のロス。漏れなく購入しておきましょうね。
あっ、それと、このレンチはラチェットレンチに付けて使うのですが、延長が必要な場合があるのでご注意ください。(こんなに長くなくてもOKです)
差込角は9.5mmですのでお間違いなく。
緩めます。少し緩むとあとは手で回ります。
「オイル抜いてしまってるからもう出てこないっしょ~」なんてことはありませんので注意!
結構出てきます。
巷では1.5Lのコーラのペットボトルなどをカットしてオイルフィルターを囲いながら回すことは知っていましたが、運悪くペットボトルの空きがなく小さめのビニール袋で包んで外しました。
まぐれなのか上手かったのか、汚れずに外せました!これでいけるならOKですね。
画像の通り、オイル抜ききってもこれくらいは漏れてきますのでご注意ください。
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