梅雨が明けて猛暑の夏がやってきました。
エアクリーナを交換して、吸気効率が良くなったとはいえこの暑さでは冷たい空気は吸うことができません。
BLITZ製のエアクリーナとサクションパイプに交換してから、どうしても気になっていることがありましてこの夏には対策をしておきたいと思っていました。
それは、エンジンルーム内の排気熱をできるだけエアクリーナインテークパイプに当てたくないということ。
っということで、今回はこの対策をするため「インテーク遮熱板」を取り付けたいと思います。
自作インテーク遮熱板取り付け┃対策前
まずは対策前のエンジンルーム内。
このBLITZ製のエアクリーナは、できるだけフレッシュエアーを吸えるようにエンジン中央の排気部を避けるため結構延長されています。
カスタム好きの方ならご存知可と思いますが、HKSなどのエアクリーナはパイプが短く、エンジンルーム中央付近にフィルターが付いているので排気熱を吸わないように遮熱板が付属されているものもあります。
一方、BLITZ製は延長しているからか遮熱板は付属されていません。
ってことは「気にしなくてOK!」ってことなんでしょうけど、どうしても気になる・・・(ってか何か付けたいだけw)
どう見てもエアクリーナパイプに排気熱が直撃しますよね。走行していたら尚さらな気が。
一応、製品として販売されているものがあるかも調べましたが、各メーカでエアクリーナの形状が違うため間違いなく取り付く確証もありません。
「売ってないなら作るかっ!」
っということで、自作の道を選択。
仕事柄、この手の物を作るのは大変ではない環境ではあります。
自作するなら図面を描くので、参考になるかわかりませんが今回取り付けた遮熱板の図面を公開しようと思います!
自作インテーク遮熱板取り付け┃ 自作の遮熱板公開
エンジンルーム内の固定できる場所、エアクリーナと干渉しない位置を考えて製作したのがこちら。
仕事で板金関係もしているのでこちらの材質は鋼板です。亜鉛板と言って表面に光沢があり、腐食にも優れています。厚さは1.2mm。
曲げるのも専用の機械で加工できるので仕上がりもキレイ。
さすがに一般的にはこんな環境ではないと思いますので、ホームセンターで1~1.5mm程度のアルミ板をカットし「メタルベンダー」で曲げるとキレイに仕上がります。
固定する箇所は上画像の上部にあるネジ穴3箇所。全てM6。
2箇所はエンジンカバーを固定していた場所ですので、大体の社外品の遮熱板はココを取り付け穴にしています。
今回は、鋼板ということもありアルミより重いのでもう1箇所固定するためエアクリーナパイプを固定しているサポートに穴加工して取り付けます。
サポート側の穴位置は、遮熱板を仮付けして現物合わせしました。
加工は他の固定と同じくM6。φ5.2のキリで下穴を明けてM6タップでネジ加工。
サポートはステンレスっぽいです。
自作インテーク遮熱板を取り付け┃取り付け完了!
干渉するところなく、手直しなし、完全ボルトオンで取り付けができました!
色々な角度からお見せしますね。
斜めから。
真上から。
横から。
固定もしっかりしていてブレたりビビったりすることもありません。
んで、肝心の効果は・・・良くわかりません(汗)
ですが、間違いなく遮熱板ナシよりはパイプに熱は当たらないはずなので効果があった…はず。。。
最近購入したレーダー探知機 コムテック ZERO 809LVでOBD2からの情報で吸気温度が分かるので近いうちに遮熱板アリとナシにて温度比較してみたいと思います。
↓ コムテック ZERO 809LV のレビューはこちらから↓
自作インテーク遮熱板を取り付け┃ 図面公開
皆さんの役に立つかはわかりませんが、最後まで読んでいただいたお礼に遮熱板の図面を公開!
↓こちらからダウンロードしてください↓
※図面の固定位置はBLITZ製のエアクリーナを取り付けた場合の位置になりますので、他の製品の場合はアレンジしてくださいね。
↓この遮熱板がぴったりフィットするエアクリーナはこちら↓
↓随時更新しているスイフトスポーツ ZC33Sのカスタムパーツまとめはこちら↓
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